つる‐にんじん【蔓人参】
キキョウ科の蔓性の多年草。山野に生え、根は紡錘形。茎や葉を切ると白い液が出る。葉は長楕円形。夏から秋にかけて、白緑色で内面に紫褐色の斑点がある鐘形花が咲く。
つる‐ぼ【蔓穂】
キジカクシ科の多年草。原野に生え、高さ約30センチ。地下の鱗茎(りんけい)から線形の葉が2枚出る。秋の初め、花茎の上部に淡紫色の小花を多数穂のようにつける。参内傘(さんだいがさ)。するぼ。
つる‐まめ【蔓豆】
マメ科の蔓性の一年草。原野に生える。茎は他に絡みつき、全体に細毛が密生。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紅紫色の蝶形花(ちょうけいか)を開く。種子はダイズに似て、ダイズの原種とい...
つる‐むらさき【蔓紫】
ツルムラサキ科の蔓性の一年草。全体に多肉質。茎は紫紅色でつやがあり、広卵形の葉が互生。夏から秋、葉のわきに軸を出して小花を穂状につける。果実は球状で、紫色の汁から染料をとる。東南アジアの原産で、...
つる‐りんどう【蔓竜胆】
リンドウ科の蔓性の多年草。山地から高山に生え、茎は地をはい、他に絡みつく。葉は長卵形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、淡紫色の鐘形花を開き、赤色の液果を結ぶ。
て
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。 1 ある動作・作用から、次の動作...
ティー‐ティー‐ピー【TTP】
《thrombotic thrombocytopenic purpura》⇒血栓性血小板減少性紫斑病
て‐ずつ【手づつ】
[名・形動ナリ]へたなこと。不器用なこと。また、そのさま。「一といふ文字をだに書きわたし侍らず、いと—にあさましく侍り」〈紫式部日記〉
てっ‐せん【鉄線】
1 鉄の針金。鉄条。「有刺—」 2 キンポウゲ科の落葉蔓(つる)植物。茎は細く堅い。葉は卵形の小葉からなる複葉。夏、白または紫色で花びら状の萼(がく)を6枚もつ大形の花を開く。中国の原産で、古く...
て‐ぼそ【手細】
1 頰(ほお)かぶりなどに用いる絹の布。「紫の—にて頰かぶりして顔は見せざりき」〈浮・男色大鑑・六〉 2 腰帯のこと。「ゆかりの色や紫の、縮緬(ちりめん)—結び下げ」〈松の葉・四〉 3 江戸で、...