ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】
アヤメの園芸品種の一。ヨーロッパ原産の数種を交雑して作られ、花色は紫・白・黄色など変化に富み、5、6月ごろ開花する。ジャーマンアイリス。
どうう‐どう【銅烏幢】
元旦の朝賀や即位礼のときなどに、紫宸殿(ししんでん)の南庭に、威儀を加える用具として立てた幢(はた)。高さ3丈(約9.1メートル)の柱の上に、金盤蓮華座を重ね、その上に金銅の3本足の烏(からす)...
どく‐うつぎ【毒空木】
ドクウツギ科の落葉低木。近畿以東に自生。高さ約1.5メートル。葉は細長い卵形で、対生。春、黄緑色の小花が総状につき、実は球形で赤色から黒紫色に熟す。枝・葉・果実に猛毒がある。
どく‐じゅうせき【毒重石】
炭酸バリウムからなる鉱物。無色または白・灰色でガラス光沢を示す。紫外線などで蛍光・燐光(りんこう)を発する。斜方晶系。毒重土石。
どく‐にんじん【毒人参】
セリ科の越年草。高さ約2メートル。茎に紅紫色の斑点があり、葉は羽状に細かく裂けている。夏、白色の小花が多数咲く。有毒。特に果実にアルカロイドのコニインを多量に含み、古代ギリシャでは罪人の死刑に用...
どち‐ざめ【奴智鮫】
ネズミザメ目ドチザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。淡紫黒色で10本の暗色横帯がある。沿岸性で、性質はおとなしい。
どどめ‐いろ【どどめ色】
(関東で)クワの実の色。黒紫色。→どどめ
ドブソン‐ぶんこうこうどけい【ドブソン分光光度計】
大気中のオゾンの含有量を測定するのに用いられる光電子分光計。大気中の紫外線を2波長で測定し、その比較からオゾン量を求めるもの。名はオゾンの分光法を開発した英国のG.M.B.Dobsonによる。
なおび‐の‐かみ【直毘神/直日神】
凶事・罪悪・災害などを改め直すという神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が筑紫の檍原(あわきはら)でみそぎをしたときに生まれた神。
なかやま‐でら【中山寺】
兵庫県宝塚市にある真言宗中山寺派の大本山。山号は紫雲山。用明天皇元年(586)聖徳太子の開創と伝える。現在の堂宇は慶長8年(1603)豊臣秀頼の再建。西国三十三所第24番札所。仲山寺。中山観音。