きんとき‐まめ【金時豆】
インゲンマメの栽培品種。豆は楕円形で赤紫色。煮豆や甘納豆などに用いる。
きん‐ばと【金鳩】
ハト科の鳥。全長約25センチ。くちばしが赤、ほおから腹にかけては紫褐色、背は緑色で金属光沢がある。インド・ミャンマー・中国南部に分布。日本では八重山諸島にすみ、天然記念物。
きん‐よう【鈞窯/均窯】
中国の陶磁の一。乳青色の釉(うわぐすり)をかけた青磁で、紅紫色の斑文(はんもん)を加えたものもある。宋・元代に河南省鈞州はじめ華北各地で作られ、明・清代には華南で模倣された。
ぎこう‐よう【宜興窯】
中国江蘇省宜興近郊の陶窯。明代以降に栄え、鈞窯(きんよう)系の雑器や朱泥(しゅでい)・紫泥(しでい)などの茶器を産する。
ぎ‐ぼうし【擬宝珠】
《「ぎぼうしゅ」の音変化》 1 「ぎぼし(擬宝珠)1」に同じ。 2 キジカクシ科ギボウシ属の多年草の総称。山地に生え、葉は根際から群がり出る。夏、花茎の上部に紫色または白色の漏斗状の花を総状につ...
ぎょうぎ‐しば【行儀芝】
イネ科の多年草。草地や海岸に群生し、高さ10〜25センチ。茎は地をはい、節から根を出す。初夏、数本の緑紫色の穂をつける。
ぎょう‐じ【行司】
1 相撲で、力士を立ち合わせ、勝負を判定する役。また、その人。 2 「行事4」に同じ。 [補説]行司1の階級と軍配の房・菊綴じの色階級色立行司 木村庄之助総紫立行司 式守伊之助紫白三役格朱幕内格...
ぎょ・する【御する】
[動サ変][文]ぎょ・す[サ変] 1 (「馭する」とも書く)馬や馬車を巧みに扱う。「暴れ馬を—・する」 2 他人を自分の思い通りに動かす。「部下を巧みに—・する」 3 統治する。「政府は暫く此愚...
ぎょ‐たい【魚袋】
古代以来、節会(せちえ)・大嘗会(だいじょうえ)・御禊(みそぎ)などの儀式において、束帯を着用した際に石帯の右腰につけた飾り具。木製の箱を白鮫(しろざめ)の皮で張り、金あるいは銀製の魚の形を表に...
ぎよう‐でん【宜陽殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の東にあり、楽器・書籍など歴代の御物を保管した。儀陽殿。