だん‐ちく【葮竹/暖竹】
イネ科の多年草。暖地の海岸や河岸に群生。高さ約3メートル。茎は中空で節がある。秋、紫色で円錐状の穂をつける。よしたけ。
チアノーゼ【(ドイツ)Zyanose】
皮膚や粘膜が青紫色になった状態。血液中の酸素の減少によるもので、呼吸困難や血行障害によって起こる。藍青(らんせい)症。
ちから‐しば【力芝】
イネ科の多年草。原野・路傍に生え、高さ30〜80センチ。葉は線形。初秋、黒紫色で長い芒(のぎ)のある小穂を密生し、円柱状の大きな穂をつくる。根が非常に強く、抜き取るのに力がいる。みちしば。
ちく【筑】
[人名用漢字] [音]チク(呉)(漢) 1 中国古代の楽器の一。箏(そう)に似た形で小さい。「撃筑」 2 筑紫(つくし)国。「筑後・筑州・筑前・筑豊(ちくほう)」 [難読]筑波(つくば)
ちくご【筑後】
福岡県南西部の市。筑紫(つくし)平野南部にあり、中心の羽犬塚(はいぬづか)はもと肥後街道の宿場町。筑後梨・花むしろの産地。人口4.9万(2010)。
旧国名の一。現在の福岡県南部にあたる。古...
ちくご‐がわ【筑後川】
九州北部を流れる九州第一の川。大分県西部の久住山(くじゅうさん)に源を発する川(玖珠(くす)川)と、阿蘇火山に発する川(大山(おおやま)川)とが合流し(三隈(みくま)川)、筑紫平野に出て有明海に...
ちくしじょがくえん‐だいがく【筑紫女学園大学】
福岡県太宰府(だざいふ)市にある私立大学。明治40年(1907)創立の私立筑紫高等女学校を源流として、昭和63年(1988)に開設。
ちくしの‐し【筑紫野市】
⇒筑紫野
ちくぜん【筑前】
旧国名の一。現在の福岡県北西部にあたる。古くは筑紫(つくし)の一部。
ちくぜん‐びわ【筑前琵琶】
明治20年代、博多で橘智定(たちばなちじょう)・鶴崎賢定(つるさきけんじょう)・吉田竹子が創始した琵琶楽、およびそれに用いる楽器。筑前の盲僧琵琶をもとに、薩摩(さつま)琵琶と三味線音楽を参考に作...