さい‐まつ【細末】
1 物事の細かいこと。こまごまとしていること。 2 細かい粉。粉末。「赤ちゃけた花崗岩の—が」〈中勘助・銀の匙〉
さいみ【貲布/細布】
《「さよみ」の音変化》織り目の粗い麻布。夏衣や蚊帳(かや)などに用いた。「財宝豊かなりけれども、衣裳には—の直垂(ひたたれ)」〈太平記・三五〉
さいみ‐だけ【細見竹】
江戸時代の検地用具の一。頭部に藁(わら)束をつけた竹ざおで、測量する耕地の四隅に立てて目標とした。
さい‐みつ【細密】
[名・形動]きわめて細かい所まで行き届いていること。また、そのさま。緻密(ちみつ)。「—な描写」「—に調査する」
さいみつ‐が【細密画】
1 対象を細部まで緻密(ちみつ)に描いた絵画。 2 ⇒ミニアチュール2
さい‐みん【細民】
下層階級の人々。貧しい人たち。「市井の—」「—街」
サイミン【saimin】
ハワイで親しまれる軽食の一。エビでだしを取った温かいスープに中華麺を入れたもの。
さいみん‐くつ【細民窟】
貧しい人々の集まり住む地域。貧民窟。スラム。
さい‐む【細務】
ささいな事務。こまかいつとめ。
さいもう‐ないひけい【細網内皮系】
免疫や食作用など、身体の防衛的な働きをする同一系統の組織。網状に連絡しあうリンパ節・脾臓(ひぞう)・骨髄・胸腺・肝臓などの細網組織系と、リンパ管・静脈血管の内面を覆う内皮細胞とからなる。