じく【軸】
[名] 1 回転するものの中心となる棒。特に、車輪の心棒。車軸。 2 巻くものの中心にする丸い棒。特に、巻物・掛け物などの心木(しんぎ)にする棒。 3 掛け物。掛け軸。かけじ。幅(ふく)。「床...
じゃん‐じゃん
[副] 1 半鐘などが激しく続いて鳴る音を表す語。「早鐘(はやがね)を—(と)打ち鳴らす」 2 物事が盛んな勢いでたてつづけに行われるさま。次から次へと盛んに起こるさま。どんどん。「今夜はごち...
じゅうじ‐せん【十字線】
1 十の字の形に引いた線。特に、光学器械の照準器につける十字の線。レチクル。 2 株式などのチャートで、始め値と終わり値が同じ場合に表れる十字の形。→蝋燭(ろうそく)足
じゅ‐もん【頌文】
経や論の文章の終わりの部分にある、仏の功徳をほめたたえる韻文。偈(げ)の文。偈。
循環(じゅんかん)端(はし)無(な)きが如(ごと)し
《「孫子」兵勢から》物事はぐるぐる回っていて、どこが初めでどこが終わりなどと決められないということ。
じょうげ‐づけ【上下付け】
雑俳の一。題の2字の仮名を句の初めと終わりに付けて句を作るもの。「つる。つき影ぞまた一段と見事なりける」の類。
じょうどう‐きょく【常動曲】
始めから終わりまで速い動きの同一音型が休みなく続く楽曲。無窮動(むきゅうどう)。 [補説]作品名別項。→常動曲
じょうはつ【蒸発】
夏樹静子の長編推理小説。副題「ある愛の終わり」。昭和47年(1972)刊行。翌年、第26回日本推理作家協会賞を受賞。
すえ【末】
1 (本(もと)に対して)続いているものの先端の方。末端。「毛の—」 2 川下(かわしも)。下流。「山中の渓流の—である河は」〈大岡・野火〉 3 中央から離れた端の所。場末・野ずえ・末席など。「...
すえ‐ざま【末様/末方】
末の方。終わりごろ。「はじめつかたはうるはしく…書きたりけるが、やうやう—になりて」〈宇治拾遺・五〉