けっしょう‐りゅうかい【結晶粒界】
⇒粒界
さい‐けっしょう【再結晶】
結晶を溶かし、その溶液を再び結晶させること。結晶中の不純物が除かれるので物質の精製に利用される。
さいけっしょう‐さよう【再結晶作用】
変成作用のとき、岩石中で、固体の状態のまま新しい結晶ができること。
じゅしじょう‐けっしょう【樹枝状結晶】
樹の枝のようなパターンで発達・成長した結晶。冬場のガラス窓に付く霜、石灰岩表面の忍ぶ石、電気分解において電極に析出する金属結晶などに見られる。樹枝状晶。デンドライト。
じゅん‐けっしょう【準結晶】
周期性はないが、高い秩序性の原子配列を有する固体物質。結晶とも非晶質(アモルファス)とも異なる新たな秩序構造として知られ、1984年に発見された。また、二次元における平面充塡として、ペンローズタ...
そうじく‐けっしょう【双軸結晶】
光軸を2本もつ結晶。単斜晶系・三斜晶系のものがこれに属する。二軸結晶。二軸性結晶。
た‐けっしょう【多結晶】
全体が同一の単結晶からなり、部分によりその結晶軸の方向が異なる結晶固体。普通の金属などはこの類。→単結晶
たけっしょう‐けいそ【多結晶珪素】
「多結晶シリコン」に同じ。
たけっしょう‐シリコン【多結晶シリコン】
珪素(シリコン)の多結晶。単結晶シリコンよりつくりやすく、安価。IC・太陽電池などに利用される。多結晶珪素。ポリシリコン。
たけっしょう‐ダイヤモンド【多結晶ダイヤモンド】
ダイヤモンドの多結晶。グラファイト(石墨)を直接高温高圧で焼結することによって造られる。天然の単結晶ダイヤモンドの2倍の硬度があり、劈開(へきかい)性をもたず、きわめて摩耗に強い。難加工材の加工...