いっ‐たい【一体】
[名] 1 一つのからだ。また、同一のからだのようになっていること。同体。「—を成す」「夫婦は—」「三位(さんみ)—」 2 一つにまとまっていること。「クラスが—となる」 3 一つの体裁(てい...
うわ‐かぶき【上傾き】
[名・形動ナリ] 1 上部が重くて傾いていること。また、そのさま。「かたぶくや—なる月の笠/成政」〈毛吹草〉 2 派手で軽薄なこと。また、そのさま。「総じて世間の女の—なる事これに限らず」〈浮・...
うわ‐もり【上盛り】
最高のもの。最上級のもの。「総じてかの鼠と申すは、外道(げだう)の—なるべし」〈伽・猫のさうし〉
おおし【凡】
[副]おおよそ。総じて。「—垣下(かいもと)あるじ、甚だ非常(ひざう)に侍りたうぶ」〈源・少女〉
およそ【凡そ】
《「おおよそ」の音変化》 [名・形動] 1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の—は承知している」「—の見積もりを立てる」 2 いいかげんなさま。ぞんざいなさま。「かやうに大事の謡...
かぶ‐だか【株高】
1 株式市場に上場している株式の価格が総じて高くなること。日経平均株価やダウ平均株価などの株価指数が前日よりも上昇した状態。→株安 2 江戸時代に、酒造業者に認められた酒造量。実際には株高以上の...
さか‐いわい【逆祝ひ】
わざと不吉なことを言って、祝いとすること。「総じて祝ひは—。…悲しい事のありたけを、揃へて祝へば」〈浄・孕常盤〉
すたり【廃り】
すたること。すたったもの。すたれ。「はやり—」「総じて寄席(よせ)はもう—でさ」〈荷風・腕くらべ〉
すべ‐て【全て/凡て/総て】
《動詞「す(統)ぶ」の連用形+接続助詞「て」から》 [名]ある物や、ある事の全部。いっさい。「—を知る」「見るもの—が珍しい」「金が—の世の中」 [副] 1 ことごとく。残らず。「財産を—投...
そう‐たい【総体】
[名]物事の全体。「事件の—を把握する」 [副] 1 全般に。一体に。総じて。「—よくできた」「子供は—に自己中心的だ」 2 もともと。どだい。「—無理な相談だったのだ」