ひがししな‐かい【東支那海】
中国の東方にあり、沖縄諸島・台湾に囲まれる海域。黄海とは揚子江河口と済州島とを結ぶ線で分けられる。多くを大陸棚が占め、好漁場。東海。
ひき‐き・る【引(き)切る】
[動ラ五(四)] 1 引っ張って切る。引いて切る。ひっきる。「縄を—・る」 2 (「挽き切る」と書く)のこぎりでひいて切る。ひっきる。「角材を—・る」 3 引けるところまで引く。十分に引く。「弓...
ひき‐なわ【引(き)縄/曳き縄】
1 物につけて引く縄。引き綱。 2 えさをつけた長い釣り糸を船から垂らして引き回し、魚を捕る方法。ブリ・カツオ釣りなどで行われる。引き縄釣り。
ひ‐ぐち【火口】
1 火事の、火の燃えはじめ。また、その場所。火元。 2 火をつけるための口。点火口。「かまどの—」 3 ガスバーナーなどの、燃料をもやして炎を出す穴。ほぐち。 4 火縄銃の火門(かもん)。
ひ‐ざら【火皿】
1 その上で火を燃やすための皿。 2 キセル・パイプのタバコの葉を詰めるところ。 3 こんろや暖炉・ストーブなどの、燃料をたく下に置く鉄の格子。さな。火格子。ロストル。 4 火縄銃の火薬を詰める...
ひじ‐おおたき【比地大滝】
沖縄県国頭村(くにがみそん)にある滝。沖縄本島最大の滝で、落差約25.7メートル。
ひじゃ‐がわ【比謝川】
沖縄県、沖縄本島中部を流れる、同島最大の流域面積をもつ川。読谷山(よみたんさん)岳(標高236メートル)に源を発し、台地を貫流して中頭(なかがみ)郡嘉手納(かでな)町を通り読谷村渡具知(とぐち)...
ひ・ず【秀づ】
[動ダ下二]《「ほ(穂)い(出)づ」の音変化》 1 穂が出る。穂を出す。「あしひきの山田作る児—・でずとも縄だに延(は)へよ守ると知るがね」〈万・二二一九〉 2 ぬきんでる。ひいでる。「和漢の才...
ひ‐たたき【火叩き】
消火用具の一。竹ざおの先に30センチぐらいに切った縄の束をつけたもので、これでたたいて火を消す。
ひだ‐びと【飛騨人】
《「ひだひと」とも》飛騨国の人。特に、飛騨出身の大工。「かにかくに物は思はじ—の打つ墨縄のただ一道(ひとみち)に」〈万・二六四八〉