みしま‐で【三島手】
高麗茶碗(こうらいぢゃわん)の一。灰色の素地(きじ)に細かい文様を縄状に型押しし、その部分に白土を象眼したのち透明な釉(うわぐすり)をかけて焼いたもの。この文様を三島暦の仮名に見立てての名称で、...
みず‐かぶり【水被り】
宮城県登米(とめ)市北部、米川地区で毎年2月に行われる火伏せの祭り。顔に煤(すす)を塗り身体に注連縄(しめなわ)を巻いた男らが、水を浴びながら町をねり歩く。見物人は装束の藁(わら)を引き抜き、各...
みず‐なわ【水縄】
1 「水糸(みずいと)」に同じ。 2 検地用具の一。土地の面積を測るときに用いる縄。
みずの‐まさよし【水野正好】
[1934〜2015]考古学者。大阪の生まれ。大阪府文化財調査研究センター理事長、元興寺文化財研究所長などを歴任。縄文時代から現代まで幅広く研究し、後進の育成にも尽力した。
みだし‐ぜに【乱し銭】
銭緡(ぜにさし)に通していない銭。ばら銭。みだけぜに。「座敷は—で山の如くぢゃ」〈狂言記・緡縄〉
みち‐きり【道切り】
[名](スル) 1 道をさえぎること。道路を横断すること。特に、貴人の行列などの前を横ぎること。 2 悪霊や悪疫の侵入を防ぐためのまじないの習俗。村の入り口に注連縄(しめなわ)を張ったり、大草鞋...
みち‐び【道火】
火薬を爆発させるための導火線。火縄。くちび。
みっかび‐じん【三ヶ日人】
昭和34年(1959)静岡県の三ヶ日町(現在の浜松市の一部)の石灰岩採石場で発見された化石人骨。すべて破片であるが、成人男性で身長150センチと推定される。発見当時、更新世後期のものと考えられた...
みつやく‐もんだい【密約問題】
日本への核持ち込みや在日米軍の有事出撃などをめぐって日米間で密約が交わされていたとされる問題。鳩山由紀夫内閣の外務大臣岡田克也の指示により、平成21年(2009)9月から平成22年(2010)3...
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...