おに‐しばり【鬼縛】
ジンチョウゲ科の落葉低木。本州以西の山地に自生し、高さ約1メートル。葉は細長い。雌雄異株で、早春、黄緑色の花を開き、実は紅色。樹皮の繊維は強く、名は鬼をも縛れるというところから。夏に葉が落ちるの...
きん‐ばく【緊縛】
[名](スル)きつくしばること。「既存の価値観に—される」
ぐ‐ばく【具縛】
仏語。煩悩(ぼんのう)にしばられていること。「—の憂き身」〈海道記〉
けい‐ばく【繋縛】
[名](スル) 1 つなぎしばること。また、そのもの。ほだし。「—を解く」 2 精神的に束縛すること。「規則に—される」
け‐ばく【繋縛】
1 仏語。心が煩悩(ぼんのう)や外界の事物にしばられて、迷いの状態にあること。 2 「けいばく(繋縛)」に同じ。「言葉に花を咲かせんと思ふ心に—せられて、句長(くなが)になるなり」〈申楽談儀〉
しゅう‐ばく【就縛】
[名](スル)罪人としてつかまり、しばられること。比喩的にも用いる。「—の恥をさらす」「画風の魅力に—される」
じごう‐じばく【自業自縛】
「自業自得」に同じ。
じ‐しばり【地縛】
1 キク科の多年草。田のあぜや道端に生える。茎は地をはい、節から発根する。葉は円形で長い柄をもつ。春から夏にかけて、約10センチの花茎の先に黄色の頭状花をつける。いわにがな。 2 メヒシバの別名。
じじょう‐じばく【自縄自縛】
《自分の縄で自分を縛る意》自分の心がけ・言葉・行為のために、自由な動きがとれず苦しい立場になること。「—に陥る」
じ‐ばく【自縛】
[名](スル) 1 自分で自分を縛ること。 2 自分の主張した意見にとらわれて、思うままに振る舞えない状態に陥ること。「自縄—」