けい‐るい【係累/繋累】
[名](スル) 1 つなぎしばること。 2 心身を拘束するわずらわしい事柄。「—を断つ」 3 面倒を見なければならない親・妻子など。「—が多い」
け‐ばく【繋縛】
1 仏語。心が煩悩(ぼんのう)や外界の事物にしばられて、迷いの状態にあること。 2 「けいばく(繋縛)」に同じ。「言葉に花を咲かせんと思ふ心に—せられて、句長(くなが)になるなり」〈申楽談儀〉
けろ‐けつ【繋驢橛】
《驢馬(ろば)を繋(つな)ぐくいの意》禅宗で、字句に執着してこれに束縛されること。
つながり【繋がり】
1 つながること。また、つながったもの。「文の—」「意味上の—」 2 結びつき。関係があること。「仲間との—を大事にする」 3 血縁関係。きずな。「親子の—」
つなが・る【繋がる】
[動ラ五(四)] 1 離れているものが結ばれて、ひと続きになる。「島と島とが橋で—・がる」「電話が—・る」「光回線が—・る」 2 つらなり続く。また、継続する。「車が一〇キロも—・っている」「こ...
つなぎ【繋ぎ】
1 つなぐこと。また、つなぐもの。「顔—」 2 次の事が始まるまでの時間をうめるために何かを行うこと。また、そのもの。「—の仕事」「場—に手品をする」 3 くずれやすいものや粘りけのないものを固...
つなぎ‐いとおり【繋ぎ糸織(り)】
糸織りの一種。くず絹糸またはつなぎ合わせて結び目を作った糸を横糸に使って平織りにした織物。
つなぎ‐うま【繋ぎ馬】
1 綱などでつないである馬。 2 紋所の名。杭(くい)につないだ馬を図案化したもの。
つなぎ‐うり【繋ぎ売り】
「売り繋ぎ」に同じ。
つなぎ‐おんせん【繋温泉】
岩手県盛岡市、雫石(しずくいし)川上流にある温泉。泉質は単純温泉・硫黄泉。