テリー‐クロス【terry cloth】
布面に輪奈(わな)を織り出した厚地の綿織物。吸水性がよく、バスローブ・ビーチウエアなどに用いる。タオル地。
てん‐がい【天蓋】
1 仏具の一。仏像などの上にかざす笠状の装飾物。周囲に瓔珞(ようらく)などの飾りを垂らす。 2 虚無僧(こむそう)がかぶる、藺草(いぐさ)などで作った深編み笠。 3 貴人の寝台や玉座、祭壇・司祭...
てんじく‐もめん【天竺木綿】
《初めインドから輸入したところからいう》平織りで、やや厚手の木綿織物。テーブル掛け・敷布・足袋の裏地などに用いる。
ディンケルスビュール【Dinkelsbühl】
ドイツ南部、バイエルン州の町。ドナウ川の支流ウェルニッツ川沿いにある。14世紀から15世紀にかけて、毛織物の生産、および交易で栄えた。城壁に囲まれた町の中心部には、聖ゲオルク教会や木組み造りの民...
ディーエヌエー‐おりがみ【DNA折り紙】
《DNA origami》DNA分子を用いて100ナノメートル程度の微小な構造体を作る技術。また、その構造体。足場となる長い一本鎖DNAに短い相補的DNAを組み合わせることで、縦糸と横糸で編む織...
で‐ばた【出機】
織物業者が原料を出して、下職などに織らせること。
とう‐ざん【唐桟】
紺地に浅葱(あさぎ)・赤などの縦の細縞を織り出した綿織物。江戸時代、通人が羽織・着物などに愛用。もとインドのサントメから渡来したもので、のち京都で織り出したものを和桟留、舶来物を唐桟留または唐桟...
とう‐じゅす【唐繻子】
練り絹糸を用い、縦糸を浮かせて織った経(たて)繻子織物。中国の蘇州・杭州で産した繻子織物の日本での名称。女帯地に用いる。
とうよう‐おり【東洋織(り)】
1 綿の太糸を用いた敷物用綿織物。 2 絹糸と綿糸との交ぜ織物。縦に二重の練り絹糸、横に綿糸を用いて模様を織り出したもの。袋地や鼻緒などに用いる。
とおかまち【十日町】
新潟県南部の市。信濃川上流にある十日町盆地の中心地。高級絹織物を産する。平成17年(2005)4月、川西町、中里村、松代町、松之山町と合併。人口5.9万(2010)。