口(くち)を酸(す)っぱく◦する
忠告などを何度も繰り返して言う。「—◦して注意する」
くど・い
[形][文]くど・し[ク] 1 同じようなことを繰り返して言ったり長々と続けたりして、うんざりさせる。しつこくて、うるさい。「表現が—・い」「—・い質問」 2 味つけや配色などがしつこい。「色が...
くどき‐うた【口説き歌】
民謡などで、長編の叙事歌謡を同じ旋律の繰り返しにのせて歌うもの。盆踊りに歌う踊り口説き、木遣(きや)りに歌う木遣り口説きなどがある。口説き。口説き節。
くど・く【口説く】
[動カ五(四)]《「くどくど」などの「くど」と同語源で、「口説く」は当て字か》 1 ㋐こちらの意向を相手に承知してもらおうとして、熱心に説いたり頼んだりする。説得する。「親を—・いて費用を出させ...
くど‐くど
[副] 1 しつこく繰り返して言うさま。「—(と)小言を言う」 2 思い切りが悪いさま。「やい太郎冠者、何を—して居るぞ」〈虎寛狂・靫猿〉
くりかえし‐きごう【繰(り)返し記号】
和文で同一語・同一音または同一文字の繰り返しを示すときに使う記号。「々」「」「ゝ」「ゞ」「ヽ」「〃」「〱」など。踊り字。重ね字。畳字。ゆすりがな。繰り返し符号。
くりかえしはんしゃ‐かんしょう【繰り返し反射干渉】
反射率の高い二鏡面間で繰り返し光を反射させ、鮮鋭な干渉縞を得る手法。明暗差を強調することができ、精密な測距や膜厚計測などに利用される。多重反射干渉。
くり‐か・く【繰り懸く】
[動カ下二] 1 たぐってひっかける。「われに千筋の糸を—・けしを」〈謡・土蜘蛛〉 2 繰り返して仕掛ける。「木芙蓉の花に呪文を—・くれば」〈浄・国性爺後日〉
くり‐ことば【繰(り)言葉】
言いにくい文句を、早口に誤りなく繰り返して言って、その度数の多いほうを勝ちとする遊戯。
くり‐ごと【繰(り)言】
同じ事を繰り返して言うこと。特に、泣き事や不平などを、くどくどと言うこと。また、その言葉。「—を聞かされる」