コットブス【Cottbus】
ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。シュプレー川沿いに位置し、ポーランドとの国境に近い。古くから羊毛が生産され、織物業で栄えた。鉄道交通の要地となり、工業都市として発展。少数民族であるソルブ人...
コプト‐おり【コプト織(り)】
3世紀から8世紀にかけて、エジプトのキリスト教徒が創始、発達させた綴(つづ)れ織り。麻・羊毛・絹を素材とし、水鳥や植物、聖書中の人物や場面、幾何図形などを模様の主題とする。
コモンドール【(ハンガリー)komondor】
ハンガリー原産の牧羊犬。全身の毛が長く、羊毛状で、もつれあって垂れ下がり、きわめて特徴のある外見を示す。毛色はすべて白。警察犬としても使用される。体高は雄で65センチほど。
こんぼう‐し【混紡糸】
混紡にした糸。例えば、木綿と羊毛、綿糸と絹糸をまぜて紡績した糸など。
ゴールバーン【Goulburn】
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州南東部の内陸都市。シドニーの南西約190キロメートルに位置する。シドニーやメルボルンと幹線道路で結ばれる。羊毛の集散地であり、市内にビッグメリノとよばれる...
サクソニー【Saxony】
ザクセンの英語名。
ザクセン地方から産出する良質のメリノ羊毛を用いた毛織物。また、これに似た風合いの毛織物。縞柄が多い。背広・コート地などに用いる。
サバデル【Sabadell】
スペイン北東部、カタルーニャ州の都市。カタルーニャ語名サバデイ。バルセロナの北約20キロメートル、リポル川沿いに位置する。隣接するタラサとともに、19世紀半ばに羊毛工業の中心地となり、産業革命を...
サフラニン【safranin】
塩基性を示す赤色の合成染料。羊毛・絹を染色する。酸塩基指示薬の一。生体染色の染色液として、グラム染色の対比染色にも用いられる。
さんせい‐せんりょう【酸性染料】
色素の分子中にスルホン酸基・カルボキシル基などの酸性の基をもつ水溶性染料。羊毛・絹・ナイロンなどのたんぱく質系の繊維や皮革・紙・インク・食用色素などに広く使用。
サージ【serge】
綾織りの洋服地。羊毛製のほか、木綿・絹・ナイロン・混紡製などがある。学生服などに用いる。