ほう‐こん【芳魂】
1 花の精。「暴風樹を抜く、—尋るに由なし」〈竜渓・経国美談〉 2 美人の魂。また、魂の美称。「—を泥土に委(い)して」〈露伴・運命〉
ほそ‐おもて【細面】
1 ほっそりとした顔。「肉の足らぬ—に予期の情を漲(みなぎ)らして」〈漱石・虞美人草〉 2 幅が狭いこと。「—の扇」
ほん‐たん【奔湍】
早瀬。急流。急湍。「船を駆って又—に躍り込む」〈漱石・虞美人草〉
ぼっこちゃん【ボッコちゃん】
星新一のSFショートショート。バーで働く女性型アンドロイドのボッコちゃんに恋した男の悲喜劇。同人誌「宇宙塵」昭和33年(1958)2月号に発表。昭和36年(1961)刊行の短編集「人造美人」に収...
まい‐ぎょく【埋玉】
《「晋書」庾亮伝から》英才や美人の死を惜しんでいう語。
見(み)えぬ国(くに)
《「ぬ」は打消しの助動詞》人目につかない国。他国。「この上は御命助け参らせん。何方(いづかた)へも—へ忍び候へ」〈伽・美人くらべ〉
み‐かえり【見返り】
1 振り向いて後ろを見ること。「—美人」 2 相手のしてくれたことにこたえて何かをすること。特に、保証・担保・代償として差し出すこと。また、そのもの。「—を期待する」
ミス【Miss】
1 未婚女性の姓または姓名の前につける敬称。嬢(じょう)。 2 〈miss〉未婚女性。独身の女性。「ハイ—」 3 名詞の上に付けて、それを代表する美人として選ばれた未婚女性。美人コンテストなどの...
ミス‐コンテスト
《(和)miss+contest》未婚女性を対象とした美人コンテスト。
みた◦ようだ【見たようだ】
[連語]《動詞「みる」の連用形+完了の助動詞「た」+比況の助動詞「ようだ」》 1 似たものとしてたとえる意を表す。「縛られては居ないが同心を—◦ような者が付て脇屋が廊下を通って行った」〈福沢・福...