しんぴ‐しゅぎ【神秘主義】
神や絶対的なものと自己とが体験的に接触・融合することに最高の価値を認め、その境地をめざして行為や思想の体系を展開させる哲学・宗教上の立場。新プラトン学派やエックハルト、イスラム教のスーフィズムな...
しんぴてきはんじゅうしゅぎ【神秘的半獣主義】
岩野泡鳴の評論。明治39年(1906)刊行。霊と肉との合致と刹那(せつな)的な生の充足を訴える。
しん‐ほしゅしゅぎ【新保守主義】
自由主義経済を基盤とする現行の体制を堅持しつつ、社会福祉や富の分配の平等化など、革新勢力の主張を先取りして保守反動に陥ることを避け、漸進的な政策を進めていこうとする保守勢力の考え方や政策。特に、...
しんぽ‐しゅぎ【進歩主義】
社会の矛盾・不合理を変革していこうとする思想・立場。⇔保守主義。
しん‐マルサスしゅぎ【新マルサス主義】
マルサス主義に立つが、人口増加による害悪から逃れる方法として、道徳的抑制によらず、産児制限を主張する思想・運動。1820年代に英国のF=プレースが主唱。
しんみん‐しゅぎ【新民主義】
中国の政治思想で、善者が天理に従って人民を教化し、悪者に打ち勝って人民を向上させていこうとするもの。日中戦争中、華北臨時政府によって提唱された。
しん‐みんしゅしゅぎ【新民主主義】
1940年、毛沢東が提唱した中国革命の指導原理。半封建的、半植民地的な中国における革命は、従来のブルジョア民主主義革命ではなく、プロレタリア階級の指導下に、農民など民主的な諸階級が結集して行う、...
しんり‐しゅぎ【心理主義】
哲学の基礎を心理学に求める立場。特に、論理学や認識論上の諸問題を心理的な経験や過程に還元し、解明しようとする立場。⇔論理主義。
しん‐りそうしゅぎ【新理想主義】
19世紀後半から20世紀にかけて、ドイツ観念論の精神にたちかえり、さらに発展させようとした哲学的傾向。自然主義・実証主義・唯物論に対する反動として起こった。新カント学派・オイケン・ベルクソン・ク...
しんりゃく‐しゅぎ【侵略主義】
他国を侵略して自国の領土を拡張することを政策とする主義。