よもぎ‐の‐や【蓬の矢】
ヨモギの葉で羽を矧(は)いだ矢。男児出生のとき、桑の弓にこの矢を用い、四方を射て前途を祝う。桑弧蓬矢(そうこほうし)。
よる‐の‐ころも【夜の衣】
夜、寝るときに着る衣服。また、寝間着。「蝉(せみ)の羽の—は薄けれど移り香濃くも匂ひぬるかな」〈古今・雑上〉
よろい‐いた【鎧板】
⇒羽板(はいた)2
よろい‐ぐさ【鎧草】
セリ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。夏、白色の小花を散形につけ、外見はシシウドに似る。根は漢方で白芷(びゃくし)といい薬用。
らい‐ちょう【雷鳥】
キジ目キジ科ライチョウ属の鳥。全長37センチくらい。尾は長くなく、丸い体つきで、あまり飛ばない。羽色は夏は褐色、冬は白色になり、雄では目の上に赤い裸出部がある。ユーラシア・アメリカの北部に分布。...
ラシャ【(ポルトガル)raxa】
紡毛を密に織って起毛させた、厚地の毛織物。室町末期ごろに輸入され、陣羽織・火事羽織、のち軍服・コート地などに使われた。
らんがし・い【乱がしい】
[形]《近世江戸語》騒がしい。うるさい。「—・いものは折り羽のたたきっこ」〈柳多留・一六〉
らん‐きん【卵菌】
遊走子の前端または側面に羽型と鞭型の鞭毛を1本ずつもつ菌類の総称。水中と陸上に生息し、腐生または寄生で生活する。有性生殖では、卵胞子という耐乾性の胞子を形成する。
らん‐ちょう【鸞鳥】
中国の想像上の鳥。鶏に似て、羽は赤色に5色をまじえ、鳴き声は五音(ごいん)に合うといわれる。鸞。
りくう‐せん【陸羽線】
山形・宮城両県の北部を横断するJR線。山形県新庄から西へ余目(あまるめ)までの陸羽西線と、東へ宮城県小牛田(こごた)までの陸羽東線、および小牛田から東へ女川(おながわ)に至る石巻線、その途中の前...