おう‐とう【黄桃】
モモの一品種。果肉は黄色。缶詰に加工されることが多いが、生食用の種類は甘味と酸味が強く、濃厚な味わいをもつ。
おう‐ねつ【黄熱】
アフリカや中南米の熱帯地域にみられる悪性の感染症。黄熱ウイルスによって起こり、蚊が媒介する。高熱・筋肉痛や出血・黄疸などがみられ、血液のまじった黒色のものを嘔吐(おうと)する。発病後5〜10日で...
おうもん‐きん【横紋筋】
顕微鏡で見ると横縞のある筋肉。脊椎動物の骨格筋と心筋がこれに属し、骨格筋は随意筋。⇔平滑筋。
おうもんきんゆうかい‐しょう【横紋筋融解症】
横紋筋である骨格筋の細胞に融解、壊死(えし)が起こり、ミオグロビンなどの筋細胞成分が血液中に流出する病態。四肢の脱力、筋肉痛、着色尿などの症状があり、急性腎不全を併発することが多い。
おお‐かみ【狼】
1 《「大神」の意》食肉目イヌ科の哺乳類。中形で、吻(ふん)が長く、耳は立ち、先がとがり、尾が太い。ヨーロッパ・アジア・北アメリカに分布。春から夏にかけて家族単位で暮らし、冬には群れをつくって共...
おお‐ぎり【大切(り)】
1 大きく切り分けること。また、その切り身。 2 (縁起をかついで「大喜利」とも書く) ㋐芝居で、その日の最終の幕。 ㋑江戸時代の歌舞伎で、二番目狂言(世話物)の最終幕。幕末以後の歌舞伎では、二...
おおこそ‐よしのり【大社義規】
[1915〜2005]企業家。香川の出身。昭和17年(1942)徳島に日本(にっぽん)ハム株式会社の前身となる食肉加工工場を設立。昭和38年(1963)、現社名に変更。昭和48年(1973)、日...
おお‐だま【大玉】
《「おおたま」とも》 1 大きい玉。 2 打ち上げ花火で、火薬・発色剤などを調合して丸めた大きな玉。 3 大型の弾丸。「鉄鉋むしゃ、或いは—二つ玉、火ぶたを切ってはなしければ」〈洒・淫女皮肉論〉
おお‐とろ【大とろ】
マグロの腹肉。もっとも脂肪が多い部分。刺し身・すしだねにする。→中とろ
おお‐ども【大供】
《「子供」に対して作られた語》大人。多く、子供っぽい大人をからかい、皮肉っていう語。「各町内の要所要所には—子供の一団が樽御輿(たるみこし)をとりまいて」〈中勘助・銀の匙〉