かい‐た・つ【飼ひ立つ】
[動タ下二]幼時より養い育てる。また、動物などを飼い育てる。「ひよひよより御所に御手ならさせおはしまして—・てられしいみじさばかりにてこそ侍れ」〈弁内侍日記〉
か・う【飼う】
[動ワ五(ハ四)] 1 食べ物を与えて動物を養い育てる。「猫を—・う」 2 動物に食べ物・水を与える。「鷹に—・はんとて、生きたる犬の足を斬り侍りつるを」〈徒然・一二八〉 3 毒や薬などを飲ませ...
かしずき【傅き】
1 大切に世話をし、育てること。愛護。「人ひとりの御—に、とかく繕ひたてて」〈源・桐壺〉 2 世話をする人。介添え。守(も)り役。「宮の五節(ごせち)出ださせ給ふに、—十二人」〈枕・九〇〉 3 ...
かしず・く【傅く】
[動カ五(四)] 1 人に仕えて大事に世話をする。「嫁として姑(しゅうとめ)に—・く」 2 大切に養い育てる。「親たち—・き給ふ事かぎりなし」〈堤・虫めづる姫君〉 3 後見する。「我は命を譲りて...
かも‐の‐はし【鴨嘴】
1 単孔目カモノハシ科の原始的な哺乳類。体長約45センチ、尾長約15センチ。鴨に似たくちばしをもち、体は太く黒褐色、四肢は短く、足に水かきが発達。尾は扁平。河川の堤に長い穴を掘ってすみ、卵を産み...
かや‐ねずみ【萱鼠】
ネズミの一種。体長6センチくらいで尾も同じくらい。河原の茅の茂みなどにすむ。夏から冬にかけ、ススキの茎などの地上数十センチの所に草で球形の巣を作り、子を育てる。日本では関東以西に分布。
かん‐う【甘雨】
ほどよいときに降って草木を潤し育てる雨。慈雨。
かんぜん‐ぼにゅう【完全母乳】
母乳以外の栄養・水分を与えずに新生児・乳児を育てること。→混合栄養 →人工栄養 [補説]母乳には乳児の発育に必要な栄養成分や免疫物質が含まれていることや、授乳が母子間の安定した情緒的関係の形成に...
かん‐よう【涵養】
[名](スル)水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。「読書力を—する」
がっきゅう‐かつどう【学級活動】
小学校・中学校で行われる特別活動の一。学級を単位として、学校生活の充実と向上をめざし、諸課題を解決しようとする態度や健全な生活態度を育てる教育活動。高等学校ではホームルーム活動という。学活。