ごま‐がら【胡麻幹】
ゴマの種子をとったあとの蒴果(さくか)のからのついたままの茎。
ごまがら‐じゃくり【胡麻幹決り】
柱などの表面に、縦に並べて彫りつけた溝。また、その細工。
ごま‐ぎ【胡麻木】
レンプクソウ科の落葉小高木。日本特産で、本州以西の山野に自生。高さ2〜5メートル。葉は長楕円形で、もむとゴマのにおいがする。5月ごろ、白い小花を密につける。ごまき。
ごま‐さば【胡麻鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚。全長約50センチ。マサバに似るが、腹部に小黒点が多数ある。太平洋の暖海に分布。 2 サバの刺身を、たれとごまであえたもの。福岡の名物料理。
ごま‐しお【胡麻塩】
1 炒った黒ゴマと焼き塩をまぜたもの。 2 黒いものと白いもののまじったもの。
ごましお‐あたま【胡麻塩頭】
黒い髪に白髪が入りまじった頭。
ごま‐すり【胡麻擂り】
へつらって自分の利益をはかること。人に取り入ること。また、そういう人。「—野郎」 [補説]語源は、すり鉢でごまを擂ると四方にごまがつくので、あちこちについて人ごとにへつらうさまを言ったとするなど...
ごま‐ず【胡麻酢】
炒ったゴマをすりつぶし、砂糖・塩・酢などを加えて調味したもの。あえ物に使う。
ごま‐だけ【胡麻竹】
クロチクの一品種。幹はやや黒みがかり、黒紫色の斑点がある。
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》