いか‐めし【烏賊飯】
イカの足と腹わたをとりのぞき、胴にもち米をつめて、砂糖としょうゆなどで甘辛く煮た料理。北海道渡島地方の名物。
いか‐リング【烏賊リング】
料理で、イカの胴を輪切りにしたもの。フライなどにする。
いき‐どう【生き胴】
1 新刀の試し斬りにする、生きた人間の胴。また、その試し斬り。 2 近世、諸藩で行われた死刑の一。土を盛った土壇場(どたんば)に罪人を横たえ、二人の斬り手が首と胴を同時に斬るもの。
いそ【磯】
[名] 1 海・湖などの波打ち際。水際。特に、石の多い海岸。 2 波をかぶったり流れに洗われたりする岩石。 3 冠(かんむり)の縁(へり)の名。 4 琵琶・和琴(わごん)・箏(そう)の胴の側面...
い‐たけ【居丈】
《「いだけ」とも》座っているときの背の高さ。座高。「—の高く、を背長(せなが)(=胴長)に見え給ふに」〈源・末摘花〉
いちげん‐きん【一弦琴/一絃琴】
弦楽器の一。長さ約1.1メートルの杉または桐材の胴に、1本の絹糸の弦を張った琴。江戸時代に中国から伝わった。一つ緒(お)。須磨琴(すまごと)。板琴(ばんきん)。独弦琴。
いち‐の‐どう【一の胴】
人体の胴の一部で、両腋(りょうわき)から少し下のところ。「試してみたい新刀(あらみ)はないか、—か二の胴か、望んでおけ」〈浄・反魂香〉
いちぼく‐づくり【一木造(り)】
木彫り、特に木彫仏の造像技法の一。本体である頭部と胴体を1本の木から彫りだすもの。また、その像。→寄せ木造り
いちまつ‐にんぎょう【市松人形】
木くずを練り固めた胴に首を据え、手足を縮緬(ちりめん)でつないで動くようにした人形。江戸中期の歌舞伎俳優の佐野川市松をかたどったとも、市松という孝子の姿になぞらえたともいう。大和(やまと)人形。...
いちもんじ‐ぎり【一文字切り】
太い竹を30センチほどに切った花立て。中央部より下に節を一つ残し、水をためるように作ったもの。寸胴切(ずんどぎ)り。