すず‐いし【錫石】
酸化錫からなる鉱物。赤褐色ないし黒褐色で、金剛光沢をもつ柱状結晶。正方晶系。鉱脈または砂鉱床から産出。錫の重要な鉱石。
すずか‐がわ【鈴鹿川】
三重県北部を流れる川。鈴鹿山脈南端の鈴鹿峠付近に源を発して東流し、亀山市・鈴鹿市を経て四日市市南端で伊勢湾に注ぐ。長さ41キロ。
すずか‐こくていこうえん【鈴鹿国定公園】
鈴鹿山脈を中心とする国定公園。御在所山(ございしょやま)・湯ノ山温泉などがある。
すずか‐さんみゃく【鈴鹿山脈】
三重・滋賀県境を南北に走る山脈。最高峰は御池岳(おいけがたけ)で、標高1247メートル。主峰は御在所山(ございしょやま)・釈迦ヶ岳・藤原岳など。カモシカの生息地。北勢アルプス。
すずか‐とうげ【鈴鹿峠】
鈴鹿山脈南端にある峠。旧東海道の要所で、箱根に次ぐ難所として知られた。標高378メートル。峠下のトンネルを国道1号が通る。
スタチン【Statin】
コレステロールの合成速度を制御するHMA-CoA還元酵素を阻害する薬剤。日本の生化学者遠藤章が昭和48年(1973)に青カビから発見。スタチン系薬剤は高コレステロール血症の治療薬として世界中で広...
スタラ‐ザゴラ【Stara Zagora/Стара Загора】
ブルガリア中部の都市。スレドナゴラ山脈の南麓に位置する。紀元前6世紀から5世紀ごろのトラキア人の集落ベロエに起源。紀元2世紀には古代ローマの要塞都市アウグスタトラヤナがつくられた。9世紀に第一次...
スタラ‐プラニナ【Stara Planina/Стара планина】
《「古い山」の意》バルカン山脈のブルガリア語名。スターラプラニナ。
スタリー‐スモコベツ【Starý Smokovec】
スロバキア北部の地名。タトラ山脈のふもとに位置し、国立公園に指定されているビソケータトリへの観光拠点として知られる。タトラ電気鉄道やケーブルカーの駅がある。
すだれ‐がい【簾貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は横長の楕円形で、殻長約6センチ。殻表にすだれ状の輪脈があり、淡褐色の地に褐色の放射帯がある。本州・九州に分布。食用。《季 春》