かっ‐こう【郭公】
《鳴き声から》カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに分布。日本には夏鳥として渡来し、高原などでみられる。自分では巣を作らず、モズ・ホ...
かっこ‐おどり【羯鼓踊(り)】
風流(ふりゅう)系の民俗芸能で、羯鼓を腹につけ、背に神籬(ひもろぎ)を負って踊るもの。雨ごい・虫送りなどを目的として、中部地方以西に広く分布。
かっ‐さば・く【掻っ捌く】
[動カ五(四)]《「かきさばく」の音変化》切り裂く。かき切る。「腹—・いてでも責任はとる」
かっ‐ぷく【割腹】
[名](スル)腹を切って死ぬこと。切腹。「—自殺」
かつ【割】
[音]カツ(漢) [訓]わる わり われる さく [学習漢字]6年 〈カツ〉 1 刃物で切りさく。わる。「割腹・割烹(かっぽう)・割礼」 2 別々に分ける。一部を分けはなす。「割愛・割拠・割譲...
かつ・える【餓える/飢える】
[動ア下一][文]かつ・う[ワ下二] 1 食べ物がなくて腹がへる。飢(う)える。「金があれば先ず—・えることはないから」〈福沢・福翁自伝〉 2 あるものに非常に欠乏を感じて、それをひどく欲しがる...
かつお【鰹/堅魚/松魚】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形。背部は暗青紫色、腹部は銀白色で、死後に青黒色の縦縞が現れる。世界の温・熱帯海に分布し、季節的に回遊。日本にはふつう3〜4月に南岸に近づき、5〜6月に...
かつお‐どり【鰹鳥】
1 カツオドリ目カツオドリ科の鳥。全長76センチくらい。頭部と背面は黒褐色、腹は白。魚食性で、カツオの群れの上をよく飛ぶ。孤島の断崖(だんがい)・岩壁で繁殖。世界の熱帯海に分布。日本では、九州お...
かつお‐ぶし【鰹節】
カツオの肉を蒸して干し固め、黴付(かびつ)けと日干しを繰り返したもの。削って料理にかけたり、だしを取ったりして用いる。うまみ成分であるイノシン酸を多量に含む。かつぶし。おかか。→生(なま)り節 ...
かな‐がしら【金頭/鉄頭/火魚】
ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。体はホウボウに似て、頭は大きく角張り、胸びれに3本の分離した鰭条(きじょう)がある。腹面が白色のほかは赤色。美味。《季 冬》