せんてんせい‐ネフローゼしょうこうぐん【先天性ネフローゼ症候群】
新生児期に発症するネフローゼ症候群。腎臓にある糸球体の濾過(ろか)膜の形成不全により、血液中のたんぱく質が尿に漏れ出して、低たんぱく血症による腎不全を引き起こすことがある。生後3か月以降に発症す...
せんてん‐せきりょくしきかくいじょう【先天赤緑色覚異常】
先天色覚異常のうち、赤と緑を識別しにくいもの。網膜にあるL錐体またはM錐体の遺伝的な変異によって生じる。個人差が大きく、通常の色覚とほとんど変わらない場合もある。先天色覚異常のほとんどがこれにあ...
せんとうドレナージ‐じゅつ【穿頭ドレナージ術】
慢性硬膜下血腫の治療に用いられる手術。頭蓋骨に小さな穴をあけて、管を挿入し、硬膜と脳の間にできた血腫を吸い出す。穿頭血腫洗浄ドレナージ術。
せんねつリケッチア‐しょう【腺熱リケッチア症】
リケッチアの感染によって、リンパ節の腫(は)れ、発熱、咽頭(いんとう)や結膜の炎症、発疹(ほっしん)などの症状を呈する感染症。
せん‐もん【泉門】
1 新生児の頭蓋(とうがい)の骨の境目で、骨化がまだ進んでいない結合組織膜の部分。左右の前頭骨と左右の頭頂骨とに挟まれた菱形のものを大泉門、左右の頭頂骨と後頭骨との間の三角形のものを小泉門という...
ゼアキサンチン【zeaxanthin】
トウモロコシ、サフラン、パプリカなどの植物や卵黄のほか、網膜中心部の黄斑にキサントフィルの一種として含まれる、黄色の色素。カロテノイドの一種。
ぜっか‐せん【舌下腺】
口腔底の粘膜の下にある唾液腺(だえきせん)。
ぜっ‐たい【舌苔】
舌の粘膜の上面に生じるコケ状の付着物。
ぜつ‐しょうたい【舌小帯】
舌の裏側の正中線上にある、舌と口腔底(こうくうてい)をつなぐ粘膜のひだ。
ゼラチン【gelatin】
1 動物の骨・皮などに含まれるコラーゲンを煮て水溶性たんぱく質としたもの。温湯に溶け、冷却すればゼリー状に固まる。食用のほか局所止血剤や細菌類の培養基、写真感光膜などに用い、にかわとして接着剤に...