ほう‐じんかく【法人格】
法律上の人格。権利・義務の主体となることのできる資格(権利能力)。自然人と法人に認められる。法的人格。
ほう‐すう【方数】
自然数を2乗した数。平方数。
ほうてい‐けつぞく【法定血族】
本来の血のつながりはないが、法律上血族として取り扱われる者。養子と養親およびその血族との間に認められる。準血族。→自然血族
ほうてい‐はん【法定犯】
行政上の目的のために定められた法規に違反する犯罪。行政犯。→自然犯
ほう‐に【法爾】
仏語。 1 真理にのっとって本来あるがままであること。あるがままの姿。自然(じねん)。法然(ほうねん)。 2 浄土真宗で、自力を捨て、阿弥陀仏の願力のままに計らわれていること。法然(ほうねん)。
ほうのせいしん【法の精神】
《原題、(フランス)De l'esprit des lois》モンテスキュー著。1748年刊。諸国の法律制度を、自然的・社会的条件と関連づけて考察し、特にイギリス憲法を称賛、立法・行政・司法三権...
ほうほん‐はんし【報本反始】
《「礼記」郊特牲の「本に報い、始めに反(かえ)る」から》自然や祖先の恩恵に報いるという道徳観を示す語。日本では幕末より第二次大戦まで、祖先信仰と国家神道推進のため政府により盛んに鼓吹された。
ほう‐ゆう【包有】
[名](スル)包みもつこと。内にもつこと。「ただ恋しいのは、万千子と共に—した、あの自然の理解の時代である」〈三重吉・小鳥の巣〉
ほうらく‐やき【豊楽焼】
天保(1830〜1844)のころ、名古屋の陶工大喜豊助(おおきとよすけ)(号、自然翁豊楽)が始めた楽焼(らくや)き。外面に漆を塗って蒔絵(まきえ)を施したもの。豊助焼。とよらくやき。
ホエール‐ウオッチング【whale watching】
船上や海辺の展望台などから行う趣味のクジラ観察。捕鯨禁止運動などに伴う自然愛護の精神からアメリカ西海岸を中心に興ったもの。バードウオッチングなどからの類推で作られた語。