かい‐けつ【潰決】
[名](スル)堤防などが切れて水が流出すること。決壊。「積水の—し其勢の禦ぐ可からざるに至り」〈箕作麟祥・明六雑誌七〉
かい‐ぞう【晦蔵】
[名](スル) 1 自分の才能や学識を人に知られないように隠すこと。 2 資源などがうずもれていること。「潜伏—して未だ世の知る所とならざる富源に至りては」〈雪嶺・真善美日本人〉
かい‐らん【潰爛】
[名](スル)やぶれただれること。また、やぶりくずすこと。「徒に世を—して止むに至りては」〈田口・日本開化小史〉
かき‐およ・ぶ【書(き)及ぶ】
[動バ五(四)] 1 書き進めてある段階にまで内容が及ぶ。「内部事情にまで—・んだ詳細な報告書」 2 絵や文章にかいて、存分に表現する。うまく描き出す。「心の至り少なからむ絵師は—・ぶまじと見ゆ...
かん‐がん【汗顔】
[名・形動]顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。「—の至り」「実に—な事だらけで、何とも言訳の為(し)ようもないが」〈逍遥・当世書生気質〉
きたな・む【汚む/穢む】
[動マ四]きたないと思う。けがらわしいもの、つまらないものとして嫌い、軽蔑する。「この病者に至りては、厭ひ—・む人のみありて」〈発心集・四〉
きゅう‐けつ【泣血】
目から血が出るほど、ひどく泣き悲しむこと。「勅勘の御心情想像に堪(たえ)ず実以て—の至りに奉存(ぞんじたてまつり)」〈染崎延房・近世紀聞〉
きゅう‐しんけい【嗅神経】
鼻腔に分布する嗅細胞から神経突起が伸びたもの。嗅脳に至り、匂いの刺激を中枢に伝える。第一脳神経。
きん‐かい【欣快】
[名・形動]非常にうれしいこと。また、そのさま。「—に存じます」「—の至り」
きん‐こう【欣幸】
幸せに思って喜ぶこと。「—の至り」