ひとり‐ぶたい【独り舞台】
1 舞台で、ただ一人の役者が演じること。独演。 2 芝居の中で、一人の役者の演技が際立っていること。 3 他の者の存在が薄くなるほど、ある一人が目立った活躍をすること。また、一人思うままに振る舞...
ひのき‐ぶたい【檜舞台】
1 檜材で床を張った舞台。能舞台や大劇場の舞台。 2 自分の手腕を人々に見せる晴れの場所。「日本一を争う—に立つ」「国際政治の—を踏む」
ひのしろ【緋の城】
木崎さと子の長編小説。パリのアパルトマンの、緋色の部屋を舞台に、母と子の悲劇を描く。平成14年(2002)刊。
ひびきといかり【響きと怒り】
《原題The Sound and the Fury》フォークナーの小説。1929年刊。米国南部の架空の郡を舞台に、かつては特権階級だった一家の没落を描く。
ひもんじ【緋文字】
《原題The Scarlet Letter》ホーソンの長編小説。1850年刊。17世紀のボストンのピューリタン社会を舞台に、青年牧師と人妻との姦通事件を通して、人間のさまざまな問題を描く。
ひゃくねんのこどく【百年の孤独】
《原題、(スペイン)Cien años de soledad》ガルシア=マルケスの長編小説。1967年刊。南米の架空の村マコンドを舞台とした、百年にわたる奇想天外な年代記。著者の代表作で、世界的...
ひょうさのうたう【漂砂のうたう】
木内昇の小説。明治初頭の根津遊郭を舞台にした作品。平成22年(2010)刊行。同年、第144回直木賞受賞。
ひょうとうのぎょふ【氷島の漁夫】
《原題、(フランス)Pêcheur d'Islande》ロチの小説。1886年刊行。ブルターニュの漁村と北海を舞台に、漁師の若者と資産家の娘の悲恋を描く。
ひょうはくのきば【漂泊の牙】
熊谷達也の小説。平成11年(1999)刊。翌年、第19回新田次郎文学賞を受賞。東北の山地を舞台に、獣と人間との戦いを描いた冒険小説。
ひら‐だい【平台】
1 印刷機械の一。平らな版盤に版を載せ、紙を円筒で押し付けて1枚ずつ印刷する機械。 2 書店で、本や雑誌を平積みにする台。 3 演劇で、二重舞台を作るための平らな台。厚さ4寸、大きさは3尺×6尺...