しばい‐じ・みる【芝居染みる】
[動マ上一]作り事めいている。芝居がかる。「—・みた振る舞い」
しばい‐ぢゃや【芝居茶屋】
劇場に付属して、観客の案内・食事・休憩などの世話をした茶屋。
芝居(しばい)の植木(うえき)
根拠がないことをしゃれていう語。芝居で用いる大道具の植木には根がないことから。
しばい‐ばなし【芝居咄/芝居噺】
1 落語で、鳴り物や役者の声色(こわいろ)を入れ、時には大道具・小道具なども使い、芝居そっくりに聞かせるもの。 2 演劇、特に歌舞伎の演目や役者の評判などの話。
しばい‐ばんづけ【芝居番付】
歌舞伎などで、興行の宣伝、狂言の案内のために作られた印刷物。上演月日・場所・演目・配役・舞台面の絵などを記したもの。顔見世番付・辻番付・絵本番付などがある。
しばい‐もの【芝居者】
1 劇場に勤める人たちの総称。 2 歌舞伎の俳優。役者。
芝居(しばい)を打(う)・つ
人をだまそうとして作り事をしたり言ったりする。「味方につけるために—・つ」
しば‐や【芝屋/芝居】
しばい。また、しばい小屋。「貴様一人—へ行くなんて」〈漱石・明暗〉