まちあい‐ぢゃや【待合茶屋】
待ち合わせや会合のために席を貸すことを業とした茶屋。明治以降は、主として客と芸者に席を貸して遊興させる所。待合。
まち‐あわ・せる【待(ち)合(わ)せる】
[動サ下一][文]まちあは・す[サ下二]前もって場所と時間とを決めておいて、そこで相手の来るのを待つ。「喫茶店で—・せる」「特急の通過を—・せる」
ま‐ちゅうこ【真中古】
瀬戸焼の2代目藤四郎基通が焼成したと伝える茶入れ類。釉(うわぐすり)は柿黒。口造りが華奢(きゃしゃ)で、糸切りが荒い。
まっ‐きゃく【末客】
茶席で、一座の客の中のいちばん末席に座る客。茶碗の取り次ぎや待合その他の後始末など、その日の茶会を円滑に進める役を担う。お詰。詰。おまつ。
まっ‐ちゃ【抹茶】
茶の新芽を摘んで精製した葉茶を、臼でひいて粉末にしたもの。主として茶の湯に用い、濃い茶と薄茶とがある。碾(ひ)き茶。散茶。
まっちゃ‐いろ【抹茶色】
抹茶のような色。柔らかい黄緑色。
まつ【抹】
[常用漢字] [音]マツ(呉) 1 さっとなする。こすりつける。「一抹」 2 塗りつぶす。「抹殺・抹消/塗抹」 3 すりつぶして粉にする。「抹香・抹茶」
まつ‐かぜ【松風】
1 松に吹く風。松籟(しょうらい)。 2 茶の湯で、釜の湯の煮え立つ音。 3 和菓子の一。小麦粉に砂糖を加えて溶き、平たく焼いて、表に砂糖液を塗りケシ粒やゴマを散らしたもの。 [補説]作品名別項...
まつ‐たけ【松茸】
キシメジ科のキノコ。秋、主にアカマツ林に生え、輪状に並んで出る。傘の表面は茶色、裏面は灰白色で、初め半球形から平らに開き、直径約10センチ。独特の芳香があり、食用キノコ中の最上のものとして珍重さ...
ま‐つぼ【真壺】
葉茶壺の一種。ルソン壺のうち、肩や胴に銘のないもの。