あん【庵/菴】
[名] 1 世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺(くさぶ)きの家。草庵。いおり。「—を結ぶ」 2 大きな禅寺に付属している小さな僧房。 [接尾]文人・茶人やそれらの人の住居、また料亭などの...
あん【庵】
[人名用漢字] [音]アン(呉)(漢) [訓]いおり いお 草葺(ぶ)きの小さな家。いおり。「庵室・庵主/草庵・僧庵」
あん【案】
1 考え。計画。「—を練る」 2 予想。推量。 3 文書の下書き。草案。「—を提出する」 4 物を載せる台。机。「此の経の—の前に立ちて」〈今昔・六・四五〉
あん【案】
[音]アン(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 机。台。「案下(あんか)/几案・玉案」 2 調べる。調べる事柄。「案件/公案」 3 考える。「案出/考案・思案・創案」 4 考えた内容。計画。「新案...
あん‐かん【安閑】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 のんびりとして静かなさま。心身の安らかなさま。「紅だか白だか要領を得ぬ花が—と咲く」〈漱石・草枕〉 2 危急に際して、何もせずぼんやりしているさま。「—として...
アンキロサウルス【(ラテン)Ankylosaurus】
鳥盤目装盾亜目の恐竜の一。中生代白亜紀後期、北アメリカに生息。全長6〜10メートル、体重約3トン。四足歩行。戦車のような体格で、硬い板のようなうろこで覆われ、尾の先端の骨塊を振り回し、防御に用い...
あんこくろん‐じ【安国論寺】
神奈川県鎌倉市大町にある日蓮宗の寺。安国論窟寺。山号は妙法華経山。開創は建長5年(1253)。開山は日蓮。日蓮が「立正安国論」を執筆した草庵跡がある。安国寺。
あん‐じゅ【庵主】
《古くは「あんしゅ」とも》 1 庵室の主人。 2 僧で庵室を構えている者。特に、尼寺の主である尼僧。 3 茶の湯で、草庵の茶室の主人。
アンゼリカ【angelica】
《「アンゲリカ」「アンジェリカ」とも》セリ科シシウド属の多年草の総称。花はシシウドに、葉はセロリに似て葉柄が太い。強い香りがあり、薬用のほか洋菓子やハーブティーの材料、リキュールの香料などにする。
あんぜん‐せんげん【安全宣言】
1 市民の健全な生活の維持を損なうおそれのある状況から脱して安全になったと国や自治体などが発表すること。「食肉の—を出す」 2 事故のない安全な作業所、社会の実現を誓う文書や標語の類。「労使協調...