りょう‐らく【寥落】
荒れ果ててすさまじいこと。荒廃すること。「凡て戦争は—を持来たす」〈独歩・愛弟通信〉
りょう‐りょう【寥寥】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひっそりとしてもの寂しいさま。また、空虚なさま。「—たる荒れ野」 2 数の非常に少ないさま。「国中には有志者の員数、日に—として」〈竜渓・経国美談〉
わい【穢】
[音]ワイ(漢) エ(ヱ)(呉) アイ(慣) [訓]けがれる けがす けがらわしい 〈ワイ・アイ〉 1 雑草で荒れる。「蕪穢(ぶあい・ぶわい)」 2 きたない。けがれる。「汚穢(おわい・おあい...
わたり‐ぜ【渡り瀬】
徒歩で渡ることのできる浅瀬。わたせ。わたりで。「天の川去年(こぞ)の—荒れにけり君が来まさむ道の知らなく」〈万・二〇八四〉