お‐さい【御菜】
「菜」の美化語。おかず。
おに‐なべな【鬼山芹菜】
ラシャカキグサの別名。
お‐ばんざい【御番菜】
京都の家庭の日常的なおかず。お総菜。
おん‐やさい【温野菜】
ゆでる、蒸すなどして加熱した野菜。温かいまま料理の付け合わせにしたり、サラダにしたりする。 [補説]日本料理では使わない言葉。
かいわり‐な【貝割(り)菜】
ダイコンやカブの芽生え。種子の殻を割って双葉が出てきたもの。食用。《季 秋》「ひらひらと月光降りぬ—/茅舎」
かえん‐さい【火焔菜】
ヒユ科の一・二年草。サトウダイコンの一種。根は肥大し、暗紅色で、輪切りにすると同心円状に赤い模様がある。甘味が強く、ボルシチなどの材料とする。テーブルビート。ビーツ。うずまきだいこん。《季 秋》
かが‐やさい【加賀野菜】
石川県金沢市の伝統野菜。昭和20年(1945)以前から栽培され、現在も主に金沢市で栽培されているものをさす。タケノコ・クワイ・サツマイモ・加賀レンコン・加賀太キュウリなどがある。
かき‐な【掻き菜】
アブラナ科の越年草。春に伸びる若い茎を掻き取り、食用とする。あくが少なく歯ごたえがよい。北関東を中心に栽培される。
かけ‐な【掛(け)菜/懸(け)菜】
「干葉(ひば)」に同じ。《季 冬》「程あらで—にむつき干す家かな/白雄」
か‐さい【果菜】
1 果物と野菜。 2 果実を食用とする野菜。キュウリ・ナス・トマトなど。