かんがえ‐おち【考え落ち】
落語の落ちの一。よく考えないとその意味やおかしみがわからない落ち。
がくや‐おち【楽屋落ち】
1 芝居や寄席などで、楽屋にいる仲間など特定の人だけにわかって、観客など一般の人にはわからないこと。 2 仲間どうしにだけ通じて、他人にはわからないこと。「—のしゃれ」
がた‐おち【がた落ち】
[名](スル) 1 数量・評価・評判などが急に目立って落ちること。「成績が—した」 2 段違いに劣ること。「技術面で二位以下は—だ」
がら‐おち【瓦落落ち】
相場が大幅に下がること。暴落。がら。 [補説]「瓦落」は当て字。
き‐おち【気落ち】
[名](スル)失望して気力をなくすこと。「試合に負けて—する」
きき‐おち【聞き落ち】
聞いただけで恐れて逃げだすこと。「石見の国中に三十二箇所ありける城ども皆—して」〈太平記・二八〉
きょう‐おち【香落ち】
将棋で、実力の上の者が自分の左方の香車(きょうしゃ)をはずして手合わせすること。
けた‐おち【桁落ち】
コンピューターで浮動小数点演算を行う際、絶対値がほぼ等しい数値同士を減算(符号が異なる場合は加算)した時に、有効桁数が減少する現象。計算の順序を工夫することで、より正しい計算結果を得られる場合がある。
けば‐おち【毛羽落ち/毳落ち】
タオル地などの織物の表面から、地の繊維が毛のようにはがれ落ちること。
けんり‐おち【権利落ち】
所定の期日(割り当て日)が過ぎて、旧株に割り当てられる新株や別会社の株式などの取得権利がなくなること。→権利付き