は‐がえ【葉替へ】
草木の葉が生え替わること。「はし鷹のと帰る山の椎柴の—はすとも君はかへせじ」〈拾遺・雑恋〉
は‐がき【葉書/端書】
1 紙片にしるす覚え書き。 2 「郵便葉書」の略。
は‐がく・る【葉隠る】
[動ラ下二]草木の葉のかげに隠れる。「なみたてる木々の梢に—・れて耳のまもなし蝉の声々」〈丹後守為忠百首〉
はがくれ【葉隠】
江戸中期の武士の修養書。11巻。正しくは「葉隠聞書(はがくれききがき)」。鍋島藩士山本常朝(やまもとつねとも)の談話を田代陣基(たしろつらもと)が筆録。享保元年(1716)成立。尚武思想で貫かれ...
は‐がくれ【葉隠れ】
草木の葉のかげになること。 [補説]書名別項。→葉隠
はがれ‐びょう【葉枯れ病】
葉に多数の斑点が生じて広がり、枯れる病害。主に菌類の寄生により、エンバク・コムギ・セロリなど多くの植物で生じる。
はきり‐あり【葉切蟻】
木の葉を切り取って地中の巣に運び、それでアリタケなどのキノコを栽培して食べる習性のアリ。中南米に分布する。
はきり‐ばち【葉切蜂】
膜翅(まくし)目ハキリバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが、腹面の毛が長く、ここに花粉をつけて運ぶ。発達した大あごをはさみのように使って葉を丸く切り、巣の材料に使う。バラハキリバチなど。
は‐ぎく【葉菊】
襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青。秋に用いる。
は‐ぐみ【葉組(み)】
生け花で、葉のみを組み合わせて花型を作ること。オモト・ハランが最適。