あか‐じそ【赤紫蘇】
シソの、葉が暗紫色のもの。梅干しの色づけなどに用いる。
あか‐そ【赤麻/赤苧】
イラクサ科の多年草。山地に多く、高さ60〜80センチ。葉は対生で、縁にぎざぎざがあり、先が三つに裂ける。茎は赤みを帯びる。夏、淡黄色の雄花と淡紅色の雌花とを穂状につける。
あか‐だけ【赤岳】
山梨県北部・長野県東部の県境にある円錐(えんすい)状の火山。八ヶ岳連峰の最高峰で、標高2899メートル。山頂には高山植物が見られ、中腹は針葉樹林でおおわれている。南東麓にはレンゲツツジの群落があ...
あかちゃん‐ことば【赤ちゃん言葉】
幼児語のうち、特に言葉を覚え始めた赤ちゃんの使う言葉をいう。喃語(なんご)。
あか‐つめくさ【赤詰草】
マメ科の多年草。原野や路傍に生え、葉は3枚の長楕円形の小葉からなる複葉で、白い斑がある。夏、赤紫色の小花が集まって球状に咲く。ヨーロッパの原産で、明治初めに渡来。牧草や緑肥にする。むらさきつめくさ。
あか‐てつ【赤鉄】
アカテツ科の常緑高木。葉は卵形で柄をもつ。花は釣鐘状で、実は黒くつやがある。九州・沖縄・小笠原に分布。くろてつ。
あか‐とんぼ【赤蜻蛉】
1 トンボ科アカネ属(アカトンボ属とも)のトンボの総称。アキアカネ・ナツアカネなど。体は赤または橙褐(とうかつ)色で、特に雄は成熟すると真っ赤に色づく。ショウジョウトンボなどを含めていうこともあ...
あか‐ね【茜】
《「赤根」の意》 1 アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。本州以南の山野に多い。茎は四角柱でとげがある。葉は心臓形で先がとがり、4枚ずつ輪生するように見えるが、2枚は托葉(たくよう)。晩夏、多数...
あかね‐すみれ【茜菫】
スミレ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。高さ約10センチ。葉は心臓形で、根元から束になって出る。春、紅紫色の花をつける。
あかのじょおう‐かせつ【赤の女王仮説】
ある生物種が、生息域や食性が競合する他種や天敵との関係において、生存のために絶えず進化を続ける必要があるという仮説。有性生殖が進化速度の向上をもたらし、感染症などへの対抗手段として重要な役割を持...