蟻(あり)が十(とお)なら芋虫(いもむし)ゃ二十(はたち)
「ありがとう」と礼を言われたときにまぜっかえしていう言葉。蟻が十なら蚯蚓(みみず)が二十。
有(あ)りき
《文語ラ変動詞「あり」に文語過去の助動詞「き」の付いたもの》名詞などに付いて、そのことが既に存在した、また、かつてそこにあったの意を表す文語的表現。「初めに言葉—」「故宮ここに—」 [補説]「結...
あり‐ぐも【蟻蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモ。体長6ミリくらい、赤褐色または黒色で、頭胸部と腹部の間は細くくびれ、アリに似る。網は張らず、木の葉の上をはい回って昆虫を捕らえる。
ありた‐そう【有田草】
1 ヒユ科の一年草。高さ約70センチ。多数の枝に分かれ、葉は長楕円形で両端がとがる。夏から秋に緑色の小花を穂状につける。独特のにおいがあり、茎や葉は駆虫薬の原料。メキシコの原産。ルーダ草。 2 ...
アリッサム【alyssum】
アブラナ科の一年草または多年草。高さ約15センチ。全体に白みがかる。葉は線形。夏、白い4弁花を多数つける。ヨーロッパやアジア西部の原産。香りがあり、観賞用。にわなずな。
あり‐つき【有り付き/在り付き】
1 生活の糧(かて)。生計を得る道。「此後の身の—にと包物(つつみもの)を賜わりて」〈一葉・暁月夜〉 2 仕官・奉公などによって生活を安定させる道を得ること。また、仕官口。奉公口。「丁稚はいりま...
ありづか‐むし【蟻塚虫】
甲虫目アリヅカムシ科の昆虫の総称。蟻塚でアリと共生する種や、落ち葉や石の下にすむ種がある。
ありのとう‐ぐさ【蟻の塔草】
アリノトウグサ科の多年草。山野に生え、高さ15〜25センチ。葉は卵円形で小さく、縁にぎざぎざがあり、対生。夏から秋、黄褐色の小花が、多数下向きに咲く。のみとりぐさ。
あるおんな【或る女】
有島武郎(ありしまたけお)の長編小説。大正8年(1919)刊。自我に目覚めた女、早月葉子(さつきようこ)が、旧弊な周囲に反抗して奔放に生き、ついに自滅する姿を描く。
アル‐デンテ【(イタリア)al dente】
《歯ごたえのある、の意》スパゲッティのゆで上がりの状態を表す言葉。めんの中心部にわずかに芯が残っているゆで加減をいう。