かば【蒲】
1 植物ガマの別名。 2 「蒲色(かばいろ)」の略。
かば‐いろ【蒲色/樺色】
蒲(がま)の穂のような色。赤みを帯びた黄色。かば。
かば‐ちゃ【蒲茶/樺茶】
かば色を帯びた茶色。くすんだ黄赤。
かば‐やき【蒲焼(き)】
ウナギ・ハモ・アナゴ・ドジョウなどを裂いて骨を取り、適当な長さに切って串(くし)に刺し、白焼きにしてから蒸して、たれをつけて焼いた料理。関西では蒸さないで焼く。串に刺した形が蒲(がま)の穂に似て...
かまた【蒲田】
東京都大田区南部の地名。商業地区。大正9年(1920)から昭和11年(1936)映画撮影所があった。もと東京市の区名。
かまたこうしんきょく【蒲田行進曲】
つかこうへいの戯曲。映画撮影所を舞台に、3人の男女の愛を描く。昭和55年(1980)、劇団つかこうへい事務所が初演。翌昭和56年(1981)、作者本人により小説化され、第86回直木賞受賞。また昭...
かまち‐やき【蒲池焼】
柳川焼(やながわやき)の異称。
かま‐とと【蒲魚】
知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。また、その人。多く女性についていう。 [補説]蒲鉾(かまぼこ)は魚(とと)か、と尋ねたことに由来するという。近世末、上方の...
かま‐ぼこ【蒲鉾】
1 白身の魚のすり身に調味料を加えて練り、蒸し煮あるいはあぶり焼きした食品。長方形の板に材料を半月形に盛り上げる板付きかまぼことすることが多いが、板を用いないものもある。古くは細い竹を芯にして筒...
かまぼこ‐がた【蒲鉾形】
板付きかまぼこの切り口のように、半月形に盛り上がった形。かまぼこなり。「—の兵舎」