ぬま‐よもぎ【沼蓬】
ヤマヨモギの別名。
はま‐よもぎ【浜艾】
キク科の多年草。河口付近に群生し、満潮時には海水につかる。高さ30〜90センチ。葉は羽状に深く切れ込む。秋、小花を多数円錐状につける。近畿地方以西に分布。ふくど。
ひき‐よもぎ【引艾】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。草原に生え、高さ30〜60センチ。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏から秋、葉の付け根に黄色い唇形の花を開く。
ひめ‐むかしよもぎ【姫昔蓬】
キク科の越年草。荒れ地などでみられ、高さ約1.5メートル。全体に毛があり、茎は直立し、葉は細長い。8〜10月、淡緑色の小さな頭状花を多数つける。北アメリカの原産で、明治初めに渡来、鉄道線路などに...
ほう【蓬】
[人名用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]よもぎ 1 草の名。砂漠地帯に生え、風に吹かれると根が抜けて転がり飛ぶ草。「転蓬・飛蓬」 2 草の名。ヨモギの一種。「蓬屋・蓬矢」 3 くしゃくしゃに乱れ...
ほう‐ほう【蓬蓬】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 葉が生い茂るさま。また、髪やひげが伸びて乱れているさま。「—と延びた髪」〈大岡・野火〉 2 蒸気や煙が勢いよく立ち上るさま。また、風が強く吹くさま。「シガーの...
みぶ‐よもぎ【壬生艾】
キク科の多年草。高さ約1メートル。全体に白毛を密生し、葉は羽状に分裂。夏、淡黄緑色の花を総状につける。サントニンを含み、回虫駆除薬とする。ヨーロッパ原産で、日本では昭和5年(1930)ごろ京都の...
やま‐よもぎ【山艾/山蓬】
キク科の多年草。中部地方以北の山野に自生し、高さ1〜2メートル。葉は羽状に深く裂けていて、裏面に白い綿毛が密生。8、9月ごろ、淡黄色の小花を多数つける。葉から艾(もぐさ)を作る。おおよもぎ。えぞ...
よもぎ【艾/蓬】
1 キク科ヨモギ属の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。よく分枝し、特有の匂いがある。羽状に切れ込みのある葉が互生し、裏面に白い毛が密生。夏から秋、淡褐色の小花を多数つける。若葉を摘み、草餅(...