はく‐さい【薄才】
才知の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。非才。
はく‐し【薄志】
1 弱い意志。 2 わずかの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄謝。「—を包む」
はくし‐じゃっこう【薄志弱行】
意志が弱く、実行力に乏しいこと。
はく‐しゃ【薄謝】
わずかばかりの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄志。
はく‐しょ【薄暑】
初夏のころの、わずかに感じる暑さ。《季 夏》「はんけちのたしなみきよき—かな/万太郎」
はく‐じ【薄地】
仏語。無知・凡庸な人間の境界。凡夫の境界。また、修行により煩悩が薄くなった位。
はく‐じゃく【薄弱】
[名・形動] 1 意志や体力などが弱いこと。また、そのさま。「意志が—だ」 2 あいまいではっきりしないこと。また、そのさま。「—な論拠」 [派生]はくじゃくさ[名]
はく‐じょう【薄情】
[名・形動]人情に薄いこと。思いやりの気持ちがないこと。また、そのさま。「—なしうち」「—者」 [派生]はくじょうさ[名]
はく‐そう【薄葬】
簡略にした葬儀。日本では、大化の改新に際し薄葬令を発して、墳墓の規模・副葬品などを縮小・簡略化させ、従来の厚葬を改めた。
はく‐とく【薄徳】
徳の少ないこと。寡徳。自分の徳行をへりくだっていう語。