ふしょく‐やく【腐食薬】
潰瘍(かいよう)・いぼなどの除去のため、組織を破壊・壊死(えし)させる薬物。水酸化カリウム・トリクロル酢酸など。
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
内股(うちまた)にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見・節操のないこと。また、その人。内股膏薬。
ふりだし‐ぐすり【振(り)出し薬】
布などの小袋に入れ、熱湯に浸して振り動かし、成分を溶かし出すようにした薬。浸剤。
ぶんしひょうてき‐ちりょうやく【分子標的治療薬】
癌(がん)細胞などの増殖に必要なたんぱく質などの分子を標的として、癌細胞のみを破壊する薬剤の総称。分子生物学によって解明された遺伝子情報を活用して開発された。従来の抗癌剤が、癌細胞とともに正常な...
ぶんしひょうてき‐やく【分子標的薬】
⇒分子標的治療薬
プロテアーゼ‐そがいやく【プロテアーゼ阻害薬】
ウイルスがもつプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)のはたらきを阻害することで、ウイルスの増殖を抑える薬の総称。C型肝炎やHIVなどの治療に用いられる。
ベネディクト‐しやく【ベネディクト試薬】
還元性の糖やアルデヒドの検出に用いられる試薬。クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸銅の混合溶液。米国のスタンリー=ベネディクトが尿中の糖の検出のために開発。現在は理科実験などで使われる。ベネ...
ベンゾジアゼピンけい‐やく【ベンゾジアゼピン系薬】
⇒ベンゾジアゼピン誘導体
ベンゾジアゼピン‐ゆうどうやく【ベンゾジアゼピン誘導薬】
不安・不眠症・痙攣(けいれん)発作などの治療に用いられる薬剤。GABAA(ギャバエー)受容体の機能を亢進し、中枢神経系を抑制する。ジアゼパムなど。ベンゾジアゼピン系薬。
べんぴ‐やく【便秘薬】
⇒下剤