はや・す【囃す】
[動サ五(四)]《「栄やす」と同語源》 1 手を打ったり、声を出したりして歌舞の調子をとる。「手拍子を打って—・す」 2 囃子(はやし)を奏する。「笛太鼓で—・す」 3 声をそろえてあざけったり...
はら‐の‐むし【腹の虫】
1 腹の中にいる寄生虫。回虫の類。 2 空腹時の腹鳴りを腹の中に虫がいて鳴くものとした、その虫。 3 腹立ちなどの感情を腹の中にいる虫によるものとした、その虫。
腹(はら)の虫(むし)の居所(いどころ)が悪(わる)・い
機嫌が悪い。虫の居所が悪い。「—・く人に当たり散らす」
はりがね‐むし【針金虫】
1 線形虫綱ハリガネムシ目の袋形動物の総称。体長10〜40センチ、時に1メートルを超え、体幅約1ミリで、黒褐色。幼虫は水生昆虫やカマキリの体内に寄生し、成熟すると脱出して淡水中で自由生活をする。...
はり‐ねずみ【針鼠】
食虫目ハリネズミ科の哺乳類。体長20〜30センチ、尾はごく短い。体はずんぐりし、背面に鋭い針状の毛が密生。雑食性で夜に活動する。ヨーロッパ・アフリカ・アジア大陸に分布。
はる‐ぜみ【春蝉】
セミ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで3センチくらい。体は黒色で、雌では褐色紋があり、翅は透明。5、6月ごろに出現し、松林でムゼームゼーと鳴く。本州・四国・九州に分布。まつぜみ。《季 春》「—や...
はんしょく‐かんしょう【繁殖干渉】
ある生物種の繁殖が近縁種に邪魔されること。雑種形成や結実率の低下により、邪魔された種が減少する。ある害虫のオスを人為的に不妊にして放虫し、防除する手法に適用されている。サテュロス効果。性的競争。
はんし‐るい【半翅類】
半翅目の昆虫の総称。口は管状の吻(ふん)となり、動植物の汁を吸う。ふつう二対の翅(はね)をもち、前後翅とも膜質の同翅類と、前翅の基部半分が堅い革質の異翅類とに大別される。セミ・ヨコバイや、カメム...
はん‐みょう【斑猫/斑蝥】
1 ハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は光沢があり、緑・紫・赤・青などの斑紋をもつ。日当たりのよい砂地や山間の小道に多く、人が歩くと先へと飛んでは止まることで知られる。みちおしえ。みちし...
バイオスティミュラント【biostimulant】
植物に何らかの刺激を与えることで、農作物の収穫量を増加させたり、品質を改善したりする農業資材。病害虫や雑草など、他の生物に由来する害ではなく、高温・低温・乾燥・塩害など、農作物に対する非生物的な...