はい‐とり【蠅取り】
「はえとり」に同じ。
はえ‐とり【蠅取り】
1 ハエを取ること。また、ハエを取る道具。蠅取り器・蠅取り紙・蠅たたきなど。はいとり。 2 「蠅取蜘蛛(はえとりぐも)」の略。
はえとり‐がみ【蠅取り紙】
ハエを捕らえるために粘着性の物質を塗った紙。多く、天井から下げて用いる。《季 夏》
はえとり‐き【蠅取り器】
ハエを中へ誘い込んで出られないようにした器具。《季 夏》「営々と蠅を捕りをり—/虚子」
はえとり‐ぐさ【蠅取草】
ハエジゴクの別名。はえとりそう。
はえとり‐ぐも【蠅取蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモの総称。体長約1センチ。体は平たく、中央の二眼が大きく、歩脚は太くて短い。体表は銀白色や黒褐色の毛で覆われる。人家の壁やガラス窓などを歩き回り、ハエなどを捕らえる。《季 夏》
はえとり‐たけ【蠅取茸】
ハエがなめると中毒するキノコの、ハエトリシメジ・テングタケ・ベニテングタケなどの俗称。
はえとり‐なでしこ【蠅取撫子】
ムシトリナデシコの別名。
はえとり‐むし【蠅取虫】
カマキリの別名。