かえり‐ち【返り血】
1 相手を切ったり刺したりしたときに、はねかかってくる血。「—を浴びる」 2 (比喩的に)ある行動を起こした反動として生じる、好ましくない事柄。「増税強行によって支持率低下の—を浴びる」
かっ‐けつ【喀血】
[名](スル)気管支・肺などから出血して血を吐き出すこと。肺結核・肺癌(はいがん)・気管支拡張症などでみられる。→吐血(とけつ)
かん‐けつ【汗血】
1 汗と血。また、血のような汗を流すこと。非常に苦労することのたとえ。 2 「汗血の馬」に同じ。
がい‐しゅっけつ【外出血】
組織とともに血管が損傷され、血液が体外に流れ出ること。また、その血。⇔内出血。
がんてい‐しゅっけつ【眼底出血】
眼底の網膜などの血管が破れて出血している状態。高血圧・動脈硬化・糖尿病や眼球の打撲などで起こる。
き‐けつ【気血】
人体内の生気と血液。漢方で、経絡(けいらく)の内外を循環する生命力の源とみなされるもの。
き‐じ【黄血】
《黄色い体液を出すところから》釣りの餌に用いるシマミミズ。
きゅう‐けつ【吸血】
生き血を吸うこと。
きゅう‐けつ【泣血】
目から血が出るほど、ひどく泣き悲しむこと。「勅勘の御心情想像に堪(たえ)ず実以て—の至りに奉存(ぞんじたてまつり)」〈染崎延房・近世紀聞〉
きゅう‐けつ【給血】
[名](スル)輸血に必要な血液を提供すること。供血。「—者」