あまね・し【遍し/普し】
[形ク]すみずみまで広く行き渡るさま。残すところがないさま。くまない。「改め変はる事なく、—・き親心に仕うまつり給ふにも」〈源・匂宮〉
アーリオ‐オーリオ【(イタリア)aglio olio】
《aglioはニンニク、olioは油の意》オリーブオイルにニンニクを加え、風味が全体に行き渡るように弱火で加熱したオイルソース。パスタ料理などに用いる。
いっぱん‐か【一般化】
[名](スル) 1 広く行き渡ること。また、全体に通用させること。「週休二日制が—する」 2 論理学で、さまざまな事物に共通する性質を抽象し、一つの概念にまとめること。概括。普遍化。
うるお・う【潤う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ほどよい水分を帯びる。水分が行き渡る。湿る。「慈雨で田畑が—・う」 2 利益や恩恵を受ける。「地域が—・う」 3 豊かになる。ゆとりができる。「ふところが—・う」
おさま・る【治まる】
[動ラ五(四)] 1 「収まる3」に同じ。「内乱が—・る」「騒ぎが—・る」「風が—・る」「このままでは気持ちが—・らない」 2 政治の秩序が行き渡る。「国が—・る」 3 痛みや、症状などがしずま...
かいはつきょうりょく‐たいこう【開発協力大綱】
日本が開発途上国に対して行う開発支援の理念や重点政策、実施のあり方について定めた文書。それまでのODA大綱を改定、名称を変更したもので、平成27年(2015)に閣議決定された。重点課題として、(...
くば・る【配る/賦る】
[動ラ五(四)] 1 物を、適当な量に分けて、それぞれに行き渡るようにする。割り当てて渡す。「カードを—・る」「招待状を—・る」 2 方々に届けて回る。配達する。「新聞を—・る」 3 配慮や注意...
くわわ・る【加わる】
[動ラ五(四)] 1 あるものに、さらに他のものが添えられてその数・量・程度が増す。「会員が新しく—・る」「要素が—・る」「貫禄が—・る」 2 ある事に参加する。仲間に入る。「一行に—・る」「話...
酒(さけ)が回(まわ)・る
1 酒の酔いが、からだじゅうに行き渡る。すっかり酔った状態になる。「—・って饒舌になる」 2 酒が、居合わせた人すべてに行き渡る。
し・く【敷く/布く/領く/藉く】
[動カ五(四)] 1 一面に平らに広げる。「絨毯(じゅうたん)を—・く」 2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」 3 物を載せるために平らにして下に置く。...