ゆき‐くれ【行き暮れ】
目的地に行く途中で日が暮れること。「宿借らむ行方も見えずひさかたの天の河原の—の空」〈千五百番歌合・一四〉
ゆき‐く・れる【行(き)暮れる】
[動ラ下一][文]ゆきく・る[ラ下二]歩いているうちに日が暮れる。目的地に行く途中で日が暮れる。「道に迷って—・れる」
ゆき‐しな【行きしな】
行くときのついで。ゆきがけ。いきしな。「—に買い物をしていく」
ゆき‐すぎ【行(き)過ぎ】
[名・形動] 1 目的の所よりも先へ行くこと。いきすぎ。「そんなに行っては—だ」 2 度を超えて物事をすること。また、そのさま。いきすぎ。「—な(の)行為」
ゆき‐す・ぎる【行(き)過ぎる】
[動ガ上一][文]ゆきす・ぐ[ガ上二] 1 通り過ぎる。いきすぎる。「行列が神社の前を—・ぎる」 2 目的の所よりも先へ行く。いきすぎる。「—・ぎて戻る」 3 度を超して物事をする。いきすぎる。...
ゆき‐ちが・う【行(き)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 道筋や時間が異なるなどして、互いに相手と出会わないでしまう。いきちがう。「どこで—・ったのか、彼に会えなかった」 2 すれちがって互いに違う方向へ行く。いきちがう。「偶...
ゆき‐ちが・える【行(き)違える】
[動ア下一][文]ゆきちが・ふ[ハ下二]行く方向をまちがえる。まちがって行く。「地図がないので—・えた」
ゆき‐つ・ける【行(き)付ける】
[動カ下一][文]ゆきつ・く[カ下二]行くのが習慣になっている。よく行く。いきつける。「—・けている店」
ゆき‐つ・る【行き連る】
[動ラ下二]連れ立って行く。道連れになる。「判官立て文もったる男に—・れて、物語し給ふ」〈平家・一一〉
ゆき‐づまり【行(き)詰(ま)り】
1 行く手がさえぎられ、それ以上先へ進めなくなること。また、その場所。いきづまり。「路地の—の家」 2 物事が先へ進まなくなること。また、その状態。いきづまり。「政策の—」