そうたい‐てき【相対的】
[形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「—な価値」「物事を—に見る」⇔絶対的。
そうっ‐と
[副]「そっと」を強めた言い方。「廊下を—歩く」「物陰から—見る」
そう‐にん【相人】
人相を見る人。人相見。「かしこき—ありけるを聞こしめして」〈源・桐壺〉
そく‐もく【側目】
[名](スル)目をそばだてること。よく注意して見ること。「蓋(けだ)し進化の理のしからしむる所、—怪訝すべき事にはあらねど」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
そこ‐な【其処な】
[連体]《「そこなる」の音変化》そこにいる。そこにある。そこの。「顔を上げて—男女(ふたり)を見ることが出来ぬ」〈鏡花・高野聖〉
外方(そっぽ)を向(む)・く
見るべき方向を見ないで、よその方向を見る。転じて、服従・協調しない態度をとる。「部下に—・かれる」
そば‐め【側目】
わきの方から見ること。第三者として見ること。また、その見えるようす。はた目。「—には上品に見える」
側目(そばめ)にか・く
1 横目に見る。「月をすこし—・けつつ」〈平家・四〉 2 冷たい目で見る。「御気色もあしく、傍輩も、—・けければ」〈曽我・一〉
そら‐め【空目】
[名](スル) 1 実際にはないものが見えたような気がすること。「見たと思ったが、—だったのかも知れない」 2 ひとみを上にあげて見ること。うわめ。「もんは安心してよこになり、—をして」〈犀星・...
空目(そらめ)を使(つか)・う
上目で見る。上目使いをする。「—・って暫く天井を見詰めながら」〈虚子・俳諧師〉