ふしゅ‐しょうがく【不取正覚】
仏語。阿弥陀仏がまだ法蔵比丘(びく)であった昔に、一切衆生を救うために四十八願を立て、願が成就しなければ自分は仏とはならないと誓った、その結びの言葉。
へいこう‐かく【平衡覚】
⇒平衡感覚
へいこう‐かんかく【平衡感覚】
重力の方向に対する身体の位置や姿勢・動作を知る感覚。平衡覚。
ほん‐がく【本覚】
仏語。人間に本来等しく備わっている仏の悟り。本性としての悟り。
み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。「—をそそる」「—の秋」 [補説]近年、甘味、酸味、塩味、苦味と並んで...
みょう‐かく【妙覚】
《「みょうがく」とも》仏語。 1 真の悟り。仏の無上の悟り。 2 菩薩(ぼさつ)の修行最後の位。菩薩の五十二位・四十二地の最上の位。
む‐かんかく【無感覚】
[名・形動] 1 感覚がまひして、何も感じなくなった状態。また、そのさま。「寒さで手足が—になる」 2 感受性が鈍く、あるいは慣れのせいで、感情の動きや気くばりのないこと。また、そのさま。「他人...
む‐じかく【無自覚】
[名・形動]自分のすることについての自覚がないこと。また、そのさま。「—な(の)行動」
むじゅん‐れいかく【矛盾冷覚】
熱い湯の中に手を入れたときなどに、冷たいと感じること。皮膚にある温点と同時に冷点も刺激されたために起こると考えられている。
むじょう‐しょうがく【無上正覚】
仏語。最上の完全な悟り。阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)。無上菩提。無上正等覚。