イエス‐マン【yes-man】
人の言うことに何でも「はい、はい」と言って、無批判に従う人。「—ばかりを登用するワンマン社長」
言(い)えば更(さら)なり
わざわざ新たに言う必要もないほどだ。もちろんである。言うも更なり。「目もあやに飾りたる装束有様—」〈源・若菜下〉
言(い)えば世(よ)の常(つね)
「言うも世の常」に同じ。
い・える【言える】
[動ア下一] 1 言うことができる。「国の代表と—・える」 2 言うことが当たっている。まさにその通りである。言えてる。
如何(いか)に況(いわ)んや
(多く、下を「むや」「をや」で結んで)まして…は言うまでもなく。「釈種は善法を修行して一の虫をだに殺さず、—人をや」〈今昔・二・二八〉
いか◦ん
[連語]《動詞「い(行)く」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「いかぬ」の音変化》 1 ある動作が不可能であることを表す。できない。いかない。いかぬ。「無理に行くなと言うわけにも—◦ん」 2...
いが・める【歪める】
[動マ下一][文]いが・む[マ下二]《「ゆがめる」の音変化》 1 いびつにする。ねじ曲げる。「事実を—・める」「腮(おとがひ)—・めてくれん」〈浄・祇園祭礼〉 2 ひどい目にあわせる。いじめる。...
いきおい【勢い】
[名] 1 他を圧倒する力。活気。気勢。「—を増す」「破竹の—」 2 社会を支配する力。権力。権勢。「武力を背景に—を振るう」 3 自然の活動力。「水の—で流される」「火の—が強い」 4 盛ん...
いく‐どうおん【異口同音】
多くの人が口をそろえて同じことを言うこと。多くの人の意見が一致すること。「—に賛成する」
いけ‐ず
[名・形動] 1 (関西地方で)意地が悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「—なことばかり言う」 2 《近世上方語》悪人。ならず者。「今も今とて—たちがわっぱさっぱ」〈浄・浪花鑑〉