棚(たな)に上(あ)・げる
知らん顔をして問題にしない。不都合なことには触れずにおく。「自分のことは—・げて人の悪口ばかり言う」
たも・る【賜る/給る】
[動ラ四]《「たまはる」が転じた「たもうる」の音変化》 1 くださる。「半分はみどもにも—・れ」〈虎明狂・連歌毘沙門〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、目下の者に...
たゆう‐かい【大夫買ひ】
大夫職の遊女を買うこと。また単に、遊女を買うこと。また、その人。傾城(けいせい)買い。「道通りが左近殿を—と言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
たら
[副助]《「とやら」の音変化。近世上方語から》下に「言う」「申す」などの動詞を伴って、不確かな気持ちを提示するのに用いる。とか。「大見屋の娼婦(ぢょらう)大角さん—いふのでおます」〈洒・色深猍睡夢〉
たら‐たら
[副] 1 液体が少しずつ続けざまにしたたり落ちるさま。「—(と)汗を流す」「インクが—(と)こぼれる」 2 好ましくない文句をたくさん並べたてて言うさま。「—(と)おせじを言う」「不平—」
たわい
1 (下に「ない」を伴って用いる) ㋐言動がしっかりしていて、正気であること。「すっかり酔って、まるで—がない」 ㋑しっかりした考え。また、思慮分別。「—のない話」「年がいもなく—のないことを言...
たわ・ける【戯ける】
[動カ下一][文]たは・く[カ下二] 1 ふざけたことをする。ばかなことをする。たわむれる。「—・けたことを言うな」 2 常識からはずれたことをする。特に、みだらな行いをする。「遂にひそかに—・...
たわむ・れる【戯れる】
[動ラ下一][文]たはむ・る[ラ下二] 1 遊び興じる。何かを相手にして、おもしろがって遊ぶ。「子犬が—・れる」「波と—・れる」 2 ふざける。また、冗談を言う。「人をからかって—・れる」 3 ...
たん【短】
欠けていること。また、劣っていること。欠点。短所。「人の—を言う」⇔長。
たん【誕】
[音]タン(漢) [学習漢字]6年 1 大げさなうそを言う。でたらめ。「虚誕・荒誕・妄誕」 2 子供が生まれる。「誕生/降誕・生誕」 [名のり]のぶ